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一度は体験してほしい!“自動運転バス”の最先端技術を徹底解説!

こんにちは!西鉄の広報担当です! 
いま話題の「自動運転」、人間がハンドルを握らなくてもシステムが車を自動で運転してくれるなんて夢のようですよね。
バス業界でも、深刻な“運転士不足”を解決する道として、自動運転の実用化に向けて取り組んでいます。
しかし、自動運転バスというと、「乗ってみたいし興味はあるけど、本当に安全なの?」と不安を感じる方も多いのでは?
そんな皆さんの不安や疑問を解消するべく、自動運転バスの担当者にインタビュー!
自動運転バスで“安全な走行”と“快適な乗り心地”を実現する、最先端の技術を徹底解説します!

西鉄グループが実証実験に取り組む自動運転バス。見た目は普通の路線バス…?

※今回ご紹介する各技術は、経済産業省・国土交通省が国立研究開発法人 産業技術総合研究所に委託し当社が実証事業者として実施する「中型自動運転バス実証実験」において使用する実験車両および関連するシステムに関するものです。

なお、自動走行機能レベルは「レベル2」(システムが進行方向の舵取りと加減速を行うが、運転士は運転席に座り、常に車両の挙動とシステムの作動状況を監視。必要に応じて運転操作を行う)となります。

今回解説するのは、自動運転バスの担当者 西村さん

コンピューターがプロドライバーの運転を学習!?安定した運転を実現

―自動運転バスは、どういう仕組みで走行しているのですか?

自動運転バスは、走行ルートを運転士が運転することから始めます。
運転士による運転データを踏まえて走行用データが作られ、GPSや磁気マーカー・デジタル地図を利用して自車の位置情報を把握しながら正確なバス運行を行います。
ただ、それだけでは人間が運転するバスにはかないません。
皆さんもバスに乗ると、その乗り心地のよさからウトウト…なんてことありますよね。
その乗り心地のよさを実現するため、信号で停車する際のブレーキのタイミングや、カーブする際のハンドル操作など、熟練の運転士が実際に運転したデータを集計し、まるで人が運転しているかのような乗り心地に近づける努力をしています。 

↑ 実際の自動運転バスでは、運転士はハンドルに手を添えているだけで、ハンドルが自動にクルクル…!!