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- 2024/06/05 Wed.
【北九州】SHUN PAN LABO<名物パンがずらり!福岡で人気のパン屋さん>(2)
新しいお店も増え、ますます盛り上がりを見せている福岡のベーカリー。今回は路地裏にオープンした話題のお店から北九州にある行列店、小郡市で10年に渡り愛されているベーカリーまで、福岡で人気のパン屋さんをご紹介します。思わず食べたくなる名物パンを求めて、お出かけしませんか?全3回の第2回は北九州市小倉北区魚町の「SHUN PAN LABO」です。
熱々とろとろのめんたいバゲットやクリームクロワッサンは必食!
北九州で行列ができるパン屋さんといえばこちら。肉料理や自家製パンが評判のレストラン「ビストロ バンケット」の新業態として2020年7月にオープンした「SHUN PAN LABO」です。
昭和26年、全国で初めてアーケードができた商店街として有名な魚町銀天街の中にあり、朝の8:00から夜の20:00まで営業しているのが嬉しい限り。出勤前の会社員から観光客、親子、年配の方まで、多くの人で賑わいをみせています。
奥の工房で焼き上がったパンが次々と並び、店内は常に香ばしいパンの香りでいっぱいです。パンは毎日50〜60種類ほどが揃い、調理パン、菓子パン、シンプルに生地のおいしさを楽しめるハード系まで、バラエティ豊かなラインナップが魅力です。
「母の実家はパン工場で、パン9割ご飯1割という環境で育ちました。子どもの頃からパンが身近にあった僕だからこそ作れる味、“大切な人と一緒に食べたくなるパン”をモットーに心を込めてパンを作っています」。そう笑顔で話すのは、パン製造に携わって24年という店主の藤川俊さん。
「長時間熟成 ミルクリッチ食パン」などの柔らかなパンには北海道産の小麦粉、「低温熟成バゲット」には石臼引きの福岡県産小麦粉を使うなど、粉はパンの種類によって使い分けているそうです。
発酵バターや福岡のブランド卵「味宝卵」など、使用する素材にもこだわりが感じられます。「味宝卵」のオムレツを挟む「オムレツベーグルサンド」(245円)をはじめとしたリーズナブルで食べ応え満点のパンから「ブリュレ濃厚バスクチーズケーキ」といったスイーツまで多彩に揃いますよ。
そして「SHUN PAN LABO」の名物といえば「めんたいバゲット」(435円)です。低温熟成させて焼き上げたバゲットの間には、1928年創業の老舗明太子店「鳴海屋」の明太子を使用したソースがたっぷり!スタッフに声をかければその場でリベイクしてもらえるので、常にできたてアツアツの状態を楽しめます。バゲットはサクッと歯切れよく、中からあふれるとろとろのめんたいソースがたまりません。
また、もう一つ忘れてはいけないのが、毎日15時から数量限定で販売される「クリームクロワッサン」。発酵バターを使った香り高いクロワッサンに、コクのある味宝卵と九州産純生クリームで作る滑らかなカスタードクリームを通常の3倍の量を詰め込んだ逸品です。注文ごとにクリームを詰め込むので、別名「賞味期限1時間のクロワッサン」とも呼ばれています。お値段はなんと1個150円で、購入は1人3個まで。外はサクッサク、中はとろっとろ、格別のおいしさをぜひ味わってみてください。
●SHUN PAN LABO
住所:北九州市小倉北区魚町2-3-4 1階
電話:093-383-8231
営業:8:00〜20:00 ※売り切れ次第閉店
定休日:不定休
アクセス:西鉄バス「魚町」バス停すぐ、「平和通り」バス停すぐ
HP:https://taiyounofune.company/shunpanlabo
Instagram:@shun_pan_labo
エリア:北九州エリア、小倉
※記載している情報は2024年6月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。
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