遠くに出かけずとも近場で多彩なお風呂を楽しめる温浴施設は、若い世代からお年寄りまでに人気。入浴プラスアルファの楽しみがあり、ひとつのレジャーといえるほど設備が充実する施設が増えています。

2019年12月に「西部ガス」グループがオープンした「ヒナタの杜 小戸の湯どころ」も注目の温浴施設です。「自然の温もりが感じられる第二の我が家」をコンセプトに、お風呂はもちろん、くつろいで過ごせるさまざまなスペースでリラックスタイムを過ごすことができます。できたばかりできれいですし、すっきりとしたおしゃれな雰囲気もいいですね。

まずは内湯から。ナノサイズの超微細な気泡が血行を促進する「ウルトラファインバブル」のお湯は、湯ざわりがなめらかで、湯上りの体が長時間ポカポカ温まると評判です。冷え性や肩こりに効くといわれる高濃度炭酸泉や寝湯もあります。

木々に囲まれた外湯の岩風呂は開放感抜群。お湯に浸かりながら四季折々の自然を感じましょう。冬は42℃と高めの温度ですので、寒さを感じずに入浴できますよ。また、2月頃までの夜間はイルミネーションがきらめきます。

男女ともにサウナ室もあります。女性サウナは毎時30分に自動で高温の蒸気が発生し、体感温度がアップ。男性サウナではロウリュも実施しています。深さ90cmの水風呂もあり、サウナで温まった体を冷やすことで“ととのう”をより感じられます。

施設の2階には、ミネラルを多く含む石を敷き詰めた「岩盤浴」も。サウナほど高温ではないのでじんわりと体を温めることができます。また岩盤浴にはヨガルームもあり、好きな時間に自分でヨガを楽しめるほか、定期的にレッスンも開催されています。

お風呂に入ったあとは「温暖ルーム」でくつろぎタイム。西部ガスがおすすめするガス暖炉や床暖房の優しい温かさに満たされた空間なので、湯冷めを気にすることはありません。スタイリッシュなチェアや座り心地のよさが人気のビーズソファ「Yogibo」があり、思い思いの時間をのんびりと過ごすことができます。

畳のスペースもあり、一部は女性専用となっています。

スマートフォンやパソコン、タブレットの持ち込みもOK、Wi-Fiも完備しています。周囲が気にならない1人用の椅子は、コワーキングスペースとして活用できそうですね。

約6000冊のマンガのほか、雑誌も豊富。最新刊が揃っています。ファッション誌のほかに、グルメ雑誌や情報誌などもありました。また書籍も充実し、話題の小説からビジネス書、ライフスタイル本などさまざまなジャンルが揃っています。

子ども連れの方にうれしいプレイルーム「アソビテラス」。カラフルなボールプールがある木製のすべり台や、人工芝の床はお子さんもよろこびそうですね。

館内には、ONOグループが手がける寿司＆ビュッフェレストラン「Diners ONO」があり、ランチ＆ディナービュッフェを楽しめます。土・日曜、祝日は職人が目の前で握る寿司も登場。平日のお昼限定で定食メニューも提供されています。

フロント前のショップにはサウナハットやサウナマスク、タオルなどのサウナグッズのほか、ドライフルーツやスープ、オリジナルコーヒーパックなども販売していてまるでグローサリーショップのよう。

柳川市「椛島氷菓」のカバ印アイスキャンデーは湯上りに見つけると、ついつい手が伸びそうですね。

「『入浴+温暖プラン』をご利用の場合、営業時間中は時間を気にすることなく一日中ゆっくりとくつろいでいただけます。さまざまなお湯を楽しめる替わり湯などバラエティーあふれるお風呂をお楽しみください」と支配人の福田駿輔さん。

寒い冬の一日は『ヒナタの杜』でリラックスした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。