特別な思い出を作りたいクリスマスシーズン。「博多・中洲・那珂川水上バス」の博多湾クルーズに乗船し、非日常の体験をしてみませんか。

「旧福岡県公会堂貴賓館」や「ハレノガーデン」がある「天神中央公園」の西中洲側では「FESTA de SANTA」が開催されていて、クリスマスムード満点。この一角に「博多・中洲・那珂川水上バス」の乗船所があります。

ツリー型のイルミネーションが目印の「福博であい橋」のたもとにあるボートハウスが乗船所です。ホームページ（ https://river-cruise.jp/ ）から予約しておくのが確実ですが、空きがある場合は出発の15分前まで乗船可能です。

「博多・中洲・那珂川水上バス」では、那珂川を約30分でめぐる「中洲クルーズ」（1,500円）と博多湾まで足をのばす約45分の「博多湾クルーズ」（2,000円）を運航。今回は「博多湾クルーズ」に乗船しました。船内にはドリンクの持ち込みもOK。ドリンクはボートハウスでも購入できます。

きれいな「福博であい橋」のイルミネーションにクルーズ気分が盛り上がりますね。「博多湾クルーズ」は、サンセットタイムの17：00と夜景を楽しめる19：00の2便。12/24（日）、25（月）は「クリスマスクルーズ」期間となり、ドリンク付き、料金は2,500円となります。また、通常は1シート3名までの座席を2名までに限定し、ゆったりとした雰囲気でクルーズを楽しめます。※18：00以降の「中洲クルーズ」も＋500円、ドリンク付きになります。

出発したクルーズ船は那珂川にかかる橋をくぐって博多湾へ。すぐに博多港のシンボル「博多ポートタワー」が見えてきます。見どころではガイドさんが説明をしてくれるのも楽しいポイントです。

さらに博多湾の奥に進み「福岡タワー」や「福岡PayPayドーム」があるももちエリアをクルージング。水上の特等席から眺める非日常の体験はとてもロマンチックですね。

そして「ベイサイドプレイス博多」方面へ。別の角度からも「博多ポートタワー」を眺められます。停泊している旅客船もベイエリアの雰囲気を高めてくれますね。

そしてクルーズ船は再び那珂川へ。川沿いのネオンに加え、イルミネーションが施された木々のきらめきも加わり、一層華やかな雰囲気に包まれます。

クルーズにはガイド役としてアーティストが乗船。取材時は福岡を拠点とするアイドルユニット「ANOMALY（アノマリー）」の心乃音（このね）さんが、見所の説明に加え、クリスマスソングなどを披露してくれました。夜景を眺めながら聴く美しい歌声は格別ですね。

「観光の方の利用が多いですが、地元の方にもとても好評なクルーズです。寒い時期なので暖かくして、いつもとは違った特別なひとときをお過ごしください」と運航会社「博多マリーン観光」広報担当の久保田創太さん。

系列の会社では博多川をどんこ舟で楽しむ新企画が来春スタートする予定。福岡のリバーサイドがますます楽しくなりそうですね。それに先がけて、今年12月にはどんこ舟を使ったさまざまな企画を博多川で実施するそうなので、そちらもチェックしてみてください。