- おでかけ
- 2024/07/10 Wed.
【佐世保】リポート<高速バスで夏の佐世保へ>(1)
天神から西鉄高速バス「させぼ号」に乗り、最短1時間50分で到着する佐世保は気軽なおでかけにぴったり。青い海が広がる開放的な景色、散策が楽しい注目のエリア、名物グルメなどたくさんの楽しみが待つ港町・佐世保に出かけませんか?全3回の第1回は「RE PORT」です。
佐世保を感じるおしゃれなカフェで散策の準備を
西鉄高速バス「させぼ号」が発着する「佐世保バスセンター」から佐世保港は歩いてすぐ。港周辺には遊歩道が整備されていて、潮風を感じながら散策を楽しめます。
「SASEBO」や「LOVE」のオブジェなどもあり、記念の写真も撮れますね。また、さまざまな店舗が集う商業施設もあり、多くの人で賑わっています。
佐世保港に隣接する「万津(よろづ)6区」は佐世保市内でも注目度の高いエリア。10年ほど前から昔ながらの商店と軒を並べるようにカフェや雑貨店などが徐々にオープンし、少しずつ人が集まる場所になってきました。そこで地元の有志が集まり、アーケード商店街のある「三ヶ町」「四ヶ町」、港の商業施設「五番街」、それに続くまちとして「万津6区」と名付け、現在もまちづくりのプロジェクトが進行しています。
訪れたのは、2015年にオープンしたカフェ「RE PORT(リポート)」。プロジェクトの拠点といえる場所で、「万津6区」や佐世保散策の前に立ち寄るとさまざまな情報を見聞きできるはずです。
海の青、山の緑、まちのグレーと佐世保をイメージするカラーを取り入れた店内。青い絨毯の上には北欧の名作椅子が並ぶテーブル席やゆったりくつろげるソファ席もあります。
バスクチーズケーキやガトーショコラなどが並ぶスイーツメニューのなかで、季節のフルーツがのったシフォンケーキは特に人気。取材時は大きくカットしたメロンがのった「シフォンケーキ メロン」(710円)が登場していました。地元産の卵を使って手作りするシフォンケーキに生クリームとメロンソースがかかり、おいしさも満点。7月中旬頃はレモンや桃のシフォンケーキが登場するそうです。
生のレモンを漬け込んだシロップの爽やかな酸味を楽しめる「自家製レモンスカッシュ」(550円)は暑い季節にぴったりの味わい。スイーツのほかに地元の食材を使ったランチも楽しめます。
店内には、海・島・船をイメージした「RE PORT」のロゴ入りトートバッグなど、オリジナルグッズのほか、佐世保ならではの器なども販売しています。
佐世保に関する本やアート、ライフスタイルにまつわる本などもあり、自由に閲覧が可能です。
「“RE PORT”という店名には、港のようにまた帰ってくる場所になればという思いを込めています。ここが地元の方の日々の暮らしのなかの楽しみに、そして佐世保に遊びに来る方の目的地のひとつとなり、休憩がてらまちを知るきっかけになればうれしいですね。佐世保在住のスタッフばかりなので何かわからないことがあったら聞いてみてください」と店主の中尾千草さん。近くには、系列のサウナ付きマイクロホテル「RE SORT(リソート)」もあるので、もっと深く佐世保を知りたくなったら宿泊してみてはいかがでしょうか。
●RE PORT(リポート)
住所:長崎県佐世保市万津町2-12 1F
電話:0956-23-1120
営業:11:30~17:00(OS16:30)※ランチはOS14:30
定休日:火曜
アクセス:西鉄高速バス「佐世保バスセンター」バス停より徒歩12分
Instagram: @saseboreport
その他:子連れ歓迎
※記載している情報は2024年7月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。
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