大濠公園を散歩してふらりと立ち寄りたいのが、中央区今川の閑静な住宅街にたたずむ「SCHOOL BUS COFFEE STOP FUKUOKA（スクールバス コーヒー ストップ フクオカ）」。2025年1月にオープンした大阪発の人気カフェで、大阪・京都・神戸・東京に次ぐ九州初進出店となります。

カフェを運営するのは、中古物件の購入やリノベーション、空間デザインを手がける会社「スクールバス空間設計」。店内のインテリアはアメリカンヴィンテージスタイルを基本としながら、それぞれの店舗でテーマが異なるそうです。

8店舗目となる福岡のデザインコンセプトは、古き良き“オールドスクール”テイストを取り入れた、モダンアメリカスタイル。タイル張りの床やオーダーメイドの木製カウンターが印象的で、スタイリッシュながらも温かみのある雰囲気が漂います。

メニューは8：00〜17：00まで終日統一されていて、モーニング、ランチ、ブレイクタイムにと、自由な使い方ができるのも魅力。愛犬の同伴もOKです。

フードメニューを注文すると、セットドリンクの「アメリカーノ」「オレンジジュース」「アップルジュース」が無料に。「SCHOOL BUS COFFEE STOP」の名物「フラットホワイト」やラテも＋150円で付けられるので、とってもお得ですね。

取材時には人気の「ベーコンエッグワッフル」（1,400円）と「フラットホワイト」（フードセット＋150円）をいただきました。

「SCHOOL BUS COFFEE STOP」で、特に力を入れているのがコーヒーメニュー。大阪・堺にある自社ロースタリーで焙煎士が丁寧に豆を選定し、自家焙煎したオリジナルブレンドのハンドドリップコーヒーやエスプレッソドリンクを楽しめます。

なかでも「フラットホワイト」（単品680円）は、しっかりと経験を詰んだバリスタの技術が光る一杯です。空気を含んだふわふわのフォームミルクが主体のカフェラテに対し、空気の量を減らしたきめ細やかなスチームミルクを主体とするのが「フラットホワイト」。とろりと濃密な口当たりで、エスプレッソの味わいがより濃厚に感じられます。

注文ごとに焼き上げる「アメリカンワッフル」は福岡店限定のメニュー。京都にあるセントラルキッチンのパティシエが自家焙煎コーヒーに合うようにと考案した生地はほんのりと甘味があり、メレンゲを混ぜ込んでいるのもポイントだそう。外はサクッ、中はしっとりとした食感がたまりません。

ホイップクリームとメープルシロップを添えたシンプルな「スクールバスワッフル」（1,200円）や、「チョコレートバナナワッフル」（1,350円）など、ラインナップは４種類。

朝からしっかりパワーチャージしたい時は、ポーチドエッグ、グリルベーコン、クリームチーズをサンドした「ベーコンエッグワッフル」がおすすめ。お好みでメープルシロップをかければ甘じょっぱさがクセになり、食べ応えも満点です。

メニューにはその他、アメリカンスタイルの濃厚な「ブラウニー」（1,150円）をはじめとしたスイーツや焼き菓子も勢揃い。ドリンクやスイーツの一部、平日限定でアメリカンワッフル（1枚380円）もテイクアウトできますよ。

さらには、レジ横で販売されているかわいらしいキーホルダー「MEMBER’S SCHOOL BUS」（900円）にも注目。購入して、次回注文時に提示すると、ドリンク単品が30円引き、ドリンク＋フードセットが50円引きになるという、うれしい特典付きです。

おしぼりにメッセージが添えられているなど、さりげない気遣いにも心が弾む「SCHOOL BUS COFFEE STOP FUKUOKA」。早起きした朝も、遅く起きた朝も、ゆったりと心地よい時間を過ごせます。