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- 2025/06/05 Thu.
【福岡】ザ コンチネンタル ロイヤル アンド ゴウ<天神に行こう!行列必至のワンビル注目店>(2)
4月にオープンした天神の新たなランドマーク「ONE FUKUOKA BLDG.(通称:ワンビル)」。福岡初出店や新業態など話題のショップや飲食店も多く、見て回ることも楽しいですね。今回は、連日多くの人で賑わう「ワンビル」から行列必至の注目店をご紹介します。全3回の第2回は「THE CONTINENTAL ROYAL & Goh」です。
福ビルで愛された名店が、福岡を代表するシェフ監修のもと復活
全国に展開するファミリーレストラン「ロイヤルホスト」などを手がけるロイヤルグループの創業の地・福岡市。1953年に中洲にフランス料理店「ロイヤル中洲本店(現:花の木)」を、1959年にファミリーレストランの原点となる「ロイヤル新天町店」をオープン。そして1962年には、当時新設された「福岡ビル」にロイヤルのレストラン3号店として「ロイヤル福岡ビル店」が開業しました。
「ロイヤル福岡ビル店」はその後、「コンチネンタルロイヤル」に改称し2000年まで営業。2006年からは「大丸福岡天神店」にて「コンチネンタルカフェロイヤル」として営業していましたが、2024年に惜しまれつつ閉店しました。
そんな歴史をもつ「コンチネンタルカフェロイヤル」の後継店として、「ワンビル」の1階に「THE CONTINENTAL ROYAL & Goh(ザ コンチネンタル ロイヤル アンド ゴウ)」がオープンしました。長年愛され続けるロイヤルらしさを継承しつつ、博多区「Goh」などを手がける福岡を代表するフレンチシェフ・福山剛氏の監修のもと、気軽に洋食を楽しめるビストロバルスタイルのレストランです。
入口に並ぶ写真や文章から、「コンチネンタルカフェロイヤル」の歴史を感じることができます。
「ロイヤルグループの洋食のルーツと言える『コンチネンタルカフェロイヤル』が生まれた場所に、改めてレストランをオープンできたことに熱い思いをもっています。これまでのロイヤルの洋食に、福山シェフのテイストを加えた新しいスタイルの食事をお楽しみください」と支配人の在國寺隆一さん。
クラシカルでありながらカジュアルさも感じる店内。落ち着いたテーブル席のほかにソファ席、テラス席もあり、
オープンキッチンを見渡すカウンター席は、料理を作るライブ感をより感じられそうですね。
店内の随所にあしらわれたクリスタルの照明は、「コンチネンタルカフェロイヤル」時代のシャンデリアを再利用して作られたもの。歴史を大切にする姿勢が伝わってきます。
メニューは、伝統的なロイヤルの洋食をもとに、福山シェフのフレンチのノウハウを掛け合わせたものばかり。シグネチャーメニューの「和牛ヒレ肉のグリル 赤ワインとキノコのソース」(3,600円)や、「コンチネンタルカフェロイヤル」の人気メニュー「カニクリームコロッケ」を福山シェフ流にアレンジした「紅ずわい蟹のクリームコロッケ ビスクソース」(1,300円)などをカジュアルに楽しむことができます。お酒はワインやクラフトビールなど種類豊富。気軽に料理とお酒を楽しめる小皿メニューも揃っています。
ランチタイムは、写真の「シェフズプレートランチ」(3,000円 ※ライスorパン、ドリンク付)をはじめ、「パスタランチ」(1,700円 ※サラダ・ドリンク付)や「ハンバーグランチ」(2,000円 ※ライスorパン、ドリンク付)、「Royal & Goh カレーランチ」(1,800円 ※サラダ・ドリンク付)など6種類のランチメニューのほか、アラカルトも注文可能です。
「プリン・ア・ラ・モード」(1,500円)などのデザートも。洋食店ならではの正統派の佇まいは大人になっても惹かれますね。
優雅なランチタイムや、ゆったりと過ごすティータイム、気軽に料理とお酒を楽しめるディナータイムなどさまざまなシーンで訪れたい「ザ コンチネンタル ロイヤル アンド ゴウ」。この地で受け継がれてきた歴史をぜひ感じてみてください。
●THE CONTINENTAL ROYAL & Goh(ザ コンチネンタル ロイヤル アンド ゴウ)
住所:福岡市中央区天神1-11-1 ワン・フクオカ・ビルディング1F
電話:080-3485-2354
営業:11:00~22:00(OS21:00)※ランチは~15:00(OS)
定休日:不定
アクセス:西鉄天神大牟田線「西鉄福岡(天神)」駅より徒歩2分
ホームページ: https://onefukuoka-building.jp/shop/55
※記載している情報は2025年6月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。