- おでかけ
- 2022/07/13 Wed.
そらいろ 小さな食堂とうつわのお店<バスで気軽に夏の福津へ>(3)
本格的な夏が到来!この季節を満喫できる場所におでかけしませんか。天神からバスで気軽にアクセスできる福津は、美しい海やここでしか見られない絶景、話題のお店など訪れたくなる場所がたくさん。昨年、福間海岸や宮地浜周辺にバス停が新設されたことにより、ますます周遊しやすくなった福津で夏の一日を過ごしましょう。全4回の第3回は「そらいろ 小さな食堂とうつわのお店」を紹介します。
素敵なうつわでいただく、ほっとする味わいの家庭料理
「そらいろ 小さな食堂とうつわのお店」は、福津で活動する陶芸作家・大浦さんのお店です。大浦さんが手がけるのは日常のうつわが中心。作品展での販売を中心としていましたが、料理好きだったこともあり、自身がつくったうつわに料理を盛って食べてもらいたいという思いを叶えるべく2019年にこの場所をオープンしました。
江戸時代~昭和初期に塩田の積出港として栄え、当時の面影を感じられる街並みが残る津屋崎千軒エリアに位置しています。
週替わりの「きょうのごはん」。この日はチキン南蛮プレート(980円)でした。食材は地元産のものが中心で、野菜は主に無農薬栽培を行う農家のものが選ばれています。おかずやサラダ、副菜、汁物とバランスのいい食事は毎週通いたくなる内容ですね。そのほか、トルコライス(1,200円)や目玉焼きがのるナポリタンにトンカツを添えた「ナポカツ」(1,000円)などがメニューに並びます。
また、「そらいろ」は5~10月頃限定のクリームソーダも人気です。いつの間にか種類が増え、写真の「バイオレット」(600円)のほか、グリーンアップル、パイン、スイカなど10種のフレーバーから選ぶことができます。7月からは好きな2種のフレーバーを選べる2層のクリームソーダも提供しています。
食事で使われるうつわの多くは販売も行っています。大浦さんの作品は緑釉がかかった陶器や白地にワンポイントが入ったものが中心。そのほかに、大学で共に学んだ陶芸作家の作品も扱っています。「食堂を開いたことで、料理を載せることをより考えて作品づくりをするようになりました。普段の食卓で使いやすいサイズや形でありながら、どこかに面白さを感じられるものが多いですね」と大浦さん。
どこか懐かしい雰囲気が漂う店内で、食事とうつわを楽しんでみてはいかがでしょうか。
●そらいろ 小さな食堂とうつわのお店
住所:福津市津屋崎3-27-5
電話:0940-52-6760
営業:11:30~17:00(OS16:00)
定休日:水・木曜 ※不定休あり
アクセス:西鉄バス「津屋崎千軒・なごみ(商工会津屋崎支所前)」バス停より徒歩3分
Instagram: @sorairo_gohan
※記載している情報は2022年7月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。