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B and me Bake<新しいベイクショップへ>(3)

B and me Bake<新しいベイクショップへ>(3)

カヌレやスコーン、マフィンなど素朴な印象でありながら、普段使いや手みやげとして人気を集めるベイクスイーツ。西鉄電車・バス沿線にもショップが続々とオープンし、さらなる盛り上がりを感じますね。温かい飲み物が恋しくなるこれからの季節、おやつの時間に話題のベイクスイーツを取り入れてみませんか。全3回の第3回は飯塚市「B and me Bake(ビー アンド ミー ベイク)」を紹介します。

日々に癒しをもたらす、体と心にやさしい焼き菓子

2022年7月、福岡市・天神からの特急バスをはじめ、飯塚市内各路線の拠点となる「飯塚バスターミナル」のそばに、焼き菓子店「B and me Bake」がオープンしました。

店主・溝部香織さんは、長年飲食店に勤務し、子育てが一段落したタイミングで念願だった自身の店をオープン。「毎日食べても飽きない、子どもに食べさせても安心な焼き菓子を目指しています」という言葉の通り、添加物不使用、福岡県産小麦や飯塚市「うちのたまご」など厳選された素材を使った焼き菓子が店頭に並びます。

看板商品は、ここ数年人気を集めているカヌレ。シンプルな焼き菓子という印象ですが、生地を24時間寝かし、長い時間をかけて焼きあげる、手間暇のかかるお菓子です。定番のプレーンと日替わりを合わせた3種類前後が用意されています。この日の日替わりはアールグレーとチョコレートでしたが、抹茶やオレンジ、コーヒーなどのフレーバーが登場することも。

ショーケースに並ぶドーナツとスコーンも人気の商品。特に、こめ油で揚げたサクサクのドーナツはオープン直後から次々と買い求める人が訪れていたので、気になる方は早めの来店がおすすめです。スコーンは季節の素材を挟んだサンドタイプで、コロンとした形や彩りが目を引きます。

ビスコッティやブールドネージュなど、素朴な焼き菓子も数多く揃っています。お店が入居する「サンカクビル」にちなんだ三角のラベルがかわいいですね。三角型の「サンカク塩クッキー」(350円)も、ほろっとした口あたりやシンプルでありながら深い味わいにファンが多い一品です。

2階にはカフェスペースがあり、ワンドリンクオーダー制で店内の商品をいただくことができます。時にはギャラリーにもなり、10/8~30(日)は、福岡を拠点とするイラストレーター・しのざきちほさんの作品が展示されています。

「アールグレイカヌレ」(275円)と「チョコレートカヌレ」(286円)、「焼き芋あんのスコーン」(297円)をイートイン。カヌレはカリッとした外側ともっちりとろりとした内側のコントラストが印象的。香ばしくコクのある味わいが口に広がります。芋あんをサンドしたほっくりとした味わいのスコーンは秋にぴったりですね。

おすすめのドリンクは通年で提供されるフロート。写真の「コーヒーフロート」(770円)のほか、クラフトコーラやチョコミント、季節限定があります。コーヒー豆はうきは市「ゼルコバコーヒー」に特注したオリジナルブレンドを使用しています。

「忙しい毎日を送る方が、体にやさしいお菓子や空間に癒されて“がんばろう”と思ってもらえるお店になればうれしいです」と溝部さん。お店のそばにはベンチで休憩できる緑道もあるので、これからの季節はテイクアウトして青空の下でおいしいお菓子を味わうのもいいですね。

●B and me Bake(ビー アンド ミー ベイク)

住所:飯塚市吉原町12-4 サンカクビルヂング1・2F
電話:0948-52-3619
営業:11:30~18:00
定休日:月・金曜+不定休あり ※Instagramをご確認ください
アクセス:西鉄バス「飯塚バスターミナル」すぐ
Instagram: @bandmebake

※記載している情報は2022年10月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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