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鞠智(くくち)<秋を探しに湯布院へ>(2)

鞠智(くくち)<秋を探しに湯布院へ>(2)

おでかけシーズンの秋が到来!だんだん肌寒さを感じるこの時期は西鉄の高速バス「ゆふいん号」で、全国的に有名な温泉地・湯布院を訪れませんか。湯布院は、温泉はもちろん、そのほかにも訪れて楽しいスポットがたくさん。自然や食、アートなど、秋を感じる湯布院の旅をご紹介します。全4回の第2回は「鞠智」です。

食べるのがもったいない!かわいくておいしい季節限定どら焼き

飲食店やおみやげ店が立ち並ぶ「湯の坪街道」で、ひときわ賑わいを見せる「鞠智(くくち)」。できる限り地産地消の素材を選び、一つひとつ職人の手で作られる和洋菓子を販売しているお店です。「温故知新の心を大切に、長く親しまれているものを鞠智流にアレンジして“どこにでもあるけれど、どこにもないもの”をめざしています」とマネージャーの菊池武久さん。

店舗は、飛騨高山の古民家を移築したもの。時を経た味わいを感じる趣のある店構えです。お菓子の販売に加え、カフェ、蕎麦店、コロッケや大分名物・とり天のテイクアウトショップも併設しています。

「鞠智」の名物といえば一枚一枚焼き上げるどら焼き。なかでも、季節限定のどら焼きは味も見た目も満点と人気があります。10、11月は「熊本県産和栗のモンブランどら焼き」(1,290円)が登場。今年は、栗の産地として知られる熊本県産の和栗を使用したしぼりたてモンブランを堪能できます。手にのせるとずっしりとした重さを感じるほどのボリュームですが、上品な甘さなので最後までおいしくいただけます。

どら焼きの皮を銅板で手焼きする様子を窓越しに眺めることができます。生地には大分県産の新鮮な卵や北海道産小麦、アカシアはちみつなどを使用しています。

注文後に作られる「モンブランどら焼き」。焼きたての生地にのるのは、湯布院のおいしい水を使って炊いた北海道産大納言小豆の自家製あん、隠し味のわらびもち、ふわっと軽いくちどけの生クリーム。さらに和栗のモンブランを惜しげもなくたっぷりとしぼります。

店頭にはどら焼きや丸い形がかわいいスイートポテト、フルーツの味わいを引き出したコンフィチュール(ジャム)などさまざまな商品がずらり。湯布院のおみやげに最適ですね。

併設のカフェでは、焼きたてのどら焼きと選べる飲み物、ピクルスがセットになった「どら焼きセット」(1,000円)のほか、季節限定のどら焼きのイートインも可能です(熊本県産和栗のモンブランどら焼きのセットは1,970円)。コーヒーは、シングルオリジンコーヒーにこだわる東京「NOZY COFFEE」からどら焼きに合う豆を時期ごとにセレクトしています。

アンティークな雰囲気が漂うカフェの店内。暖かい日には外のテラス席も気持ちよさそうですね。

テイクアウトして食べ歩きを楽しむのも、カフェでゆっくりと時間を過ごすのもおすすめです。

●鞠智(くくち)

住所:大分県由布市湯布院町川上3001-1
電話:0977-85-4555
営業:10:00~17:00、土・日曜、祝日10:00~17:30 ※カフェは閉店30分前ラストオーダー
定休日:なし
アクセス:西鉄バス「由布院駅前」バス停より徒歩9分
ホームページ: https://cucuchi.jp/
Instagram: @cucuchi.official

※記載している情報は2022年10月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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