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【久留米】ニュートラル ベイ カフェ<早起きして朝食を!福岡のモーニング>(3)

【久留米】ニュートラル ベイ カフェ<早起きして朝食を!福岡のモーニング>(3)

新しい生活が始まる4月。朝早く起きて時間を有効活用する“朝活”を生活に取り入れてみませんか。これからの季節にぴったりなテラス席で楽しむモーニングやしみじみとおいしい和の朝ごはんなどを紹介します。全3回の第3回は久留米市「ニュートラル ベイ カフェ」です。

現地のカフェ文化をそのまま再現!オージースタイルのモーニング

世界の各国で育まれている独自のカフェ文化。そのなかのひとつ、オーストラリアのカフェスタイルを体験できるお店が久留米市にあります。

個性豊かなお店が増えている池町川沿いにある「Neutral Bay Cafe(ニュートラルベイカフェ)」は、妻・アヤナさんと、夫のアレックスさんが営むカフェ。店名の“ニュートラルベイ”は、オーストラリアの最大都市・シドニーのハーバーブリッジのそばにある街の名前です。アヤナさんは約10年間、ニュートラルベイにあるカフェでバリスタの腕を磨き、2019年にこのお店をオープンしました。

妊娠を機に日本への移住を考えたお二人が選んだのは、アヤナさんの祖母が住み、幼い頃から親しんでいた久留米市。当初は就職を考えていましたが、これまでの経験を活かせるカフェをオープンすることになったそうです。オーストラリアのカフェは、早朝にオープンし14~15時頃にクローズするのが一般的。こちらのお店もそのスタイルを取り入れています。

フードは朝食からランチまで楽しめるメニューが揃っています(フードのみの注文はできません)。こちらは、オーストラリアの朝食の定番「Big Brekkie(ビッグブレッキー)」(1,250円)。Brekkieとはブレックファーストの略で、必ずと言っていいほど、どのカフェにもあるそうです。自家製トースト、アボカド、目玉焼き、トマト、ベーコン、ソーセージ、スマッシュドポテトと盛りだくさんの内容で、朝からしっかりと食べたい時におすすめです。

そのほかに、フードメニューはベイクドビーンズなどが盛られた「NBCブランチ」(1,100円)、ポーチドエッグがとろける「エッグベネディクト」(850円 ※9:00~13:00限定)などがあります。

ドリンクは「Flat White(フラット ホワイト)」(450円)を注文。オーストラリアのカフェではミルクを入れないものをブラック、ミルク入りのものをホワイトと呼ぶそうです。フラットホワイトは、エスプレッソにスチームドミルクを注いだもの。ラテよりもミルクが少なく、エスプレッソの味わいをより強く感じられます。コーヒー豆は自家焙煎の中深煎りを使用しています。

フードはアレックスさんが担当しています。オーストラリアでは機械系の仕事をしていましたが、カフェを開くにあたって、調理を習得。一つひとつ丁寧に作られる様子をカウンター席から見ることができます。

オーストラリアスタイルの食事に欠かせないサワードウパンも自家製。サワードウパンは、天然酵母を使って発酵させたパンのことで、優しい酸味と豊かな粉の風味が特徴です。

オーストラリアはイタリアからの移民が多かったことからエスプレッソコーヒーがよく飲まれるそうですよ。そのため、エスプレッソを使ったメニューが豊富に揃います。

「これからもっと久留米の人たちとの交流を深めて、日常に溶け込んだカフェになっていけたらうれしいです」とアヤナさん。次々に訪れる常連さんを見ていると、すでに地域の人たちの“いつものカフェ”になっているようでした。

●Neutral Bay Cafe(ニュートラルベイカフェ)

住所:久留米市六ツ門町6-18 1F
電話:なし
営業:8:00~14:30(OS14:00)
定休日:月・火曜
アクセス:西鉄天神大牟田線「西鉄久留米」駅より徒歩10分、西鉄バス「六ツ門・シティプラザ前」バス停より徒歩3分
Instagram: @neutralbaycafe_kurume

※記載している情報は2023年4月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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