2022年10月、福岡市大名にフレグランスショップ「THE FLAVOR DESIGN®︎ STORE“FUKUOKA”（ ザ フレイバーデザイン ストア 福岡）」がオープンしました。10代の頃にインセンス（お香）の香りに魅了されたオーナーは独学でインセンス作りをスタート。世界中を旅してインスピレーションを受けた香りのポップアップストアをニューヨークで開催し、2016年に「THE FLAVOR DESIGN®︎」を立ち上げました。現在は国内各地に店舗を展開し、九州では福岡のほか熊本に店舗を構えています。

コンセプトや内装などは各店で異なり、福岡店はまるでブロードウェイのシアターのよう。エントランスの装飾や開店扉など、お店に入る前から期待が高まります。

深呼吸をしたくなるようないい香りが広がる店内。ふかふかの絨毯や重厚感のあるカウンター、壁に飾られたショーのポスターなど、内装もシアターそのものです。棚や天井などの素材は、アメリカの家屋などで使われていたものを取り入れているそうです。

こちらの看板商品は、自分の好きな香りを調合して作ることができるファブリックミスト「Flavor Shake®︎（フレーバー シェイク）」（100mL 4,950円）。香りに加えてカラーを選べ、さらにラベルに名前を記載できることから、推し活を楽しむ方にも人気を集めています。

予約優先なので、ホームページから日時を予約して来店するのがおすすめ。来店前にカラーやラベルの文字を考えておくとスムーズに作ることができるそうです。

「好きな香りを選ぶ」
約20種のオリジナルフレグランスから好きなものを2～3種類選びます。ウッディやスモーキー、フローラルなどさまざまな香りがありますが、不思議と合わないものはないので自由に香りのミックスを楽しみましょう。香りは定番のほか月替りのものもあり、訪れる度に異なる香りを楽しめます。なかでも石けんを思わせる爽やかな香り「ビバリーヒルズ」が一番人気があり、選ぶ方が多いそう。推しをイメージした香りや、好きな曲のテーマに合わせた香りなど、どんな香りを作るのか想像するのも楽しいですね。

「色を選ぶ」
基本的にはサンプルカラーのなかから選びますが、スタッフの方と相談しながら調合してもらうこともできます。推しのメンバーカラーをリクエストして作るのもいいですね。

「ボトルとキャップを選ぶ」
ボトルはブラックとクリア、キャップはシルバーとゴールドがあり、推し活の方にはクリアボトルが人気です。ラベルに入れる名前は筆記体とタイプライターから選びます。

「ラベルの名前を書く」
ラベルに記載したい名前を書きます。文字数はバランスを考えて13文字以内がおすすめです。推しの名前や曲のタイトルなどの名前を付けると、作った香りにさらに愛着がわきそうですね。

約20～40分で自分だけの香りが完成！撮りたくなるポイントが満載の店内は、写真も動画も撮影OK。持ってきた推しグッズとボトルを並べて撮影する方もいるそうです。

自分で作る香りのほか、パフュームオイルやディフューザー、キャンドルなどのアイテムも充実しています。パッケージも素敵なので、贈り物にも最適ですね。