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【福岡】トオン<ますます楽しい!太宰府さんぽ>(2)

【福岡】トオン<ますます楽しい!太宰府さんぽ>(2)

観光客も一段と増え、活気あふれる太宰府におでかけしませんか。ここ最近は新スポットも続々と登場し、ますます散策が楽しくなっています。また9月下旬には「太宰府天満宮」最大のお祭り「神幸式大祭」も執り行われます。最近足を運んでいないという方も、秋の太宰府で新しい一面を発見してみてくださいね。全4回の第2回は「tōn」です。

人気カフェが手がける最新スポットで楽しむ“ツートオン”グルメ

太宰府市で話題のスポットといえば、2023年2月に太宰府天満宮参道から一本入った場所にオープンしたコーポラティブ施設「NISHIKIMACHI」。古くからのこのエリアの呼び名を冠した施設にはカフェ、ベーカリー、寿司店が軒を連ねています。

こちらは太宰府天満宮が所有する土地で、新たな活用のために声をかけたのが福岡市内の人気店「TAG STÅ(タグスタ)」や「townz(タウンズ)」など、カフェやギャラリーを手がける橋口靖弘さんでした。「福岡をよく知っていることや、この場所がもつ特異性を考慮した店づくりを期待いただいて依頼されたのだと思います」と橋口さん。カフェをリクエストされたという経緯もあり、パスタやチーズケーキ、ミルフィーユなどを提供するカフェ「tōn(トオン)」が誕生しました。

店舗の造りは内外ともに木が中心。有機的な形の照明が印象的な店内は、ほかの「タグスタ」系列の店舗よりも柔らかい印象でありながら、ナチュラルになりすぎないようにグレートーンを取り入れたり、オープンキッチンをシャープなイメージに仕上げているそうです。気候のいい時期は大きな窓が開き、開放的な雰囲気を味わうことができます。

ランチタイム(11:30~OS15:00)には、パスタをいただけます。今回注文したのは「コースメニューB」(1,780円)。季節の野菜を使った前菜、パスタ、パン、ドリンクのセットです。この内容にお肉のメインと日替わりデザートが付く「コースメニューA」(2,550円)もありました。ドリンクは「タグスタ」の豆を使ったコーヒーや、紅茶、ソーダなどから選べます。

パスタは3種類から選べます。写真は8月の月替わりパスタ「リバーワイルドのベーコンとトマトの冷製パスタ ヴィシソワーズソース」(+150円)。店名の「トオン」に合わせてパスタは2色の彩りの“ツートオン”。異なる味わいや華やかな見た目と共に、遊び心が感じられる一皿です。うきは市「リバーワイルド」のベーコンのうま味、ナスやトマトのフレッシュさを感じられる夏らしいパスタでした。添えられたパンは隣の「Loop a Bread(ループ ア ブレッド)」のものです。そのほか、定番の「りんご豚のラグーパスタ」、「週替わりパスタ」も用意されています。

デザートも“ツートオン”を楽しめます。ベイクドチーズケーキでレアチーズケーキを挟んだその名も「two tōn cheesecake」が看板メニュー。写真の「抹茶×黒豆きな粉」(730円)は、抹茶のほろ苦さときな粉の香ばしさが好相性の一品。店内で飲食する場合は、生クリームとサワークリームを合わせたフィヨルドクリームとナッツのはちみつ漬けが添えられます。チーズケーキは約7種類あり、専用BOXも用意されているので手みやげにもおすすめです。

パスタやスイーツの素材はできるだけ“メイドイン福岡”を意識して使っているそう。器も福岡を拠点にする「錆枝」のものです。「歴史のある太宰府で、さまざまなストーリーを感じられる空間にしていきたいと思います」と橋口さん。今後は太宰府天満宮と共同でアート展示などを行う予定もあるそうです。

9:00~11:00は、1ドリンクオーダーで隣の「ループ ア ブレッド」のパンを持ち込むことも可能です。朝から夕方までそれぞれの楽しみが待つ「トオン」はこれからの太宰府散策に欠かせないお店になりそうです。

●tōn(トオン)

住所:太宰府市宰府2-7-5
電話:なし
営業:9:00~18:00(ランチ11:30~15:00)
定休日:不定
アクセス:西鉄太宰府線「太宰府」駅より徒歩2分
Instagram: @ton_tagsta

※記載している情報は2023年9月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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