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【福岡】太宰府天満宮 神幸式大祭<ますます楽しい!太宰府さんぽ>(1)

【福岡】太宰府天満宮 神幸式大祭<ますます楽しい!太宰府さんぽ>(1)

観光客も一段と増え、活気あふれる太宰府におでかけしませんか。ここ最近は新スポットも続々と登場し、ますます散策が楽しくなっています。また9月下旬には「太宰府天満宮」最大のお祭り「神幸式大祭」も執り行われます。最近足を運んでいないという方も、秋の太宰府で新しい一面を発見してみてくださいね。全4回の第1回は「太宰府天満宮 神幸式大祭」です。

仮殿が話題の「太宰府天満宮」に、秋の大祭の季節が到来

見どころが増えている太宰府を散策する前に、まずは「太宰府天満宮」にお参りしませんか。現在、2023年5月から約3年の年月をかけて、124年ぶりとなる大改修が行われている重要文化財「御本殿」。改修中は御本殿の前に「仮殿」が設けられています。

仮殿を手がけたのは、大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーを務める建築家・藤本壮介さんが率いる「藤本壮介建築設計事務所」。屋根に植栽があるアーティスティックなデザインが目を引くと同時に、周囲の風景との調和も感じます。約3年間限定となるので、それぞれの季節に訪れて、時期ごとの景観を楽しんでみてはいかがでしょうか。

また、9/21(木)~25(月)には、天神さまの御神霊を慰め、世の中の平安と五穀豊穣を祈願する「神幸式大祭」が開催されます。「神幸式大祭」は、平安時代の1101年に始まった太宰府天満宮の最も重要なお祭りとされ、福岡県の無形民俗文化財に指定されています。

菅原道真公の御神霊をのせた御神輿が、太宰府天満宮から生前の道真公の住まいであった「榎社」までを巡行する「お下りの儀」は9/22(金)に、「榎社」で一夜を過ごした御神霊が再び天満宮に還る「お上りの儀・お移りの儀」は9/23(土・祝)に執り行われます。平安時代の装束を身に着けた神職や氏子約500人による行列は平安時代さながらにとても華やかで、沿道には行列を観覧する多くの人が集まります。

「神幸式大祭」の最終日、9/25(月)の夜には、太宰府天満宮境内の心字池に約1,000本のろうそくを灯し、天神さまの御神霊を慰める「千灯明」が行われます。池の水面にろうそくの明かりが揺らめき、辺りは幻想的な光景に包まれます。

※写真提供:太宰府天満宮

●太宰府天満宮

住所:太宰府市宰府4-7-1
電話:092-922-8225(9:00~17:00)
アクセス:西鉄太宰府線「太宰府」駅より徒歩4分
ホームページ: https://www.dazaifutenmangu.or.jp/
Instagram: @dazaifutenmangu.official

※記載している情報は2023年9月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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