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- 2024/05/27 Mon.
【筑紫野】森のログレストラン アラスカ<福岡のあじさい名所でランチ>(2)
しっとりとした梅雨の季節を彩るあじさいの花。少し足をのばして西鉄電車・バス沿線のあじさいの名所におでかけしませんか。あじさい鑑賞と併せて楽しみたいランチ情報をお届けします。全3回の第2回は筑紫野市「森のログレストラン アラスカ」です。
自然に囲まれながら優雅に過ごすランチタイム
西鉄バスで気軽にアクセスできる場所にありながら、緑豊かな自然を感じられるランチスポット「森のログレストラン アラスカ」は筑紫野市のあじさいスポット「天拝山歴史自然公園」の「あじさい園」から徒歩約10分の場所にあります。
住宅街を抜けた天拝山の麓にあるこの看板を目印にお店へと歩いていきます。
木々に囲まれた約150mの小道が続きます。ちょっと冒険感があってワクワクしますね。
小道を抜けた先に現れる「森のログレストラン アラスカ」。今年28年目を迎える、まさに森の中にあるレストランです。
こちらをオープンしたのは、アラスカをはじめとする北米を何度も旅していた先代のオーナー。愛する北米の雰囲気を地元の人にも味わってもらいたいという思いから、現地から取り寄せた木材を使ってログハウスを作り、ステーキやピザなどを提供するレストランを開いたそうです。広々とした温かみのある店内に飾られたカヌーやサーモンのオブジェがアラスカの大自然を感じさせます。
いまの季節は池に面したテラス席もおすすめ。心地よい風に吹かれ、新緑を眺めながら食事を楽しめる特等席です。
食事は、創業当時からある「サーモンステーキランチセット」(2,640円)やスペイン産の豚肉を使った「ガリシア産栗豚のグリルランチ」(150g 2,200円)、平日限定の「月替わりランチコース」(2,310円 ※10食限定)などがあります。またドーム状の「森のボンバーピザ」(2,970円)も有名ですね。取材時は3~4年前にランチメニューに加わった「和牛モモ肉の自家製ローストビーフセット」(2,750円)を注文しました。
まずは前菜、サラダ、スープから。レタスのリーフサラダとスモークサーモン、スペイン産ハモンセラーノ、キッシュロレーヌが彩りよく一皿に盛られています。スープは具だくさんのクラムチャウダーでした。
メインのローストビーフは、先代の息子さんである現オーナーがこだわって開発したメニュー。厳選した和牛モモ肉の表面をさっと焼いたあと低温のオーブンでじっくりと火を通し、熟成させながら燻製をかけたもので、ジャポネソースや岩塩を付けていただきます。脂身が少なめのモモ肉は食感が柔らかく、うま味がありながらあっさりとした味わい。そして燻製の香りが口いっぱいに広がります。約120gとボリュームも十分。野菜のグリルも季節感があっていいですね。
食後のデザートはしっとりとした食感の自家製ガトーショコラのバニラアイス添えでした。コーヒーは有機栽培の豆が使われています。ほかにも紅茶やジュース、筑前町の「永利牧場」の牛乳などを選ぶことができます。
お店までの道にもあじさいが咲くそうです。日常を少し忘れて優雅なランチタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
●森のログレストラン アラスカ
住所:筑紫野市武藏2-8-28
電話:092-928-1377
営業: 11:30~17:00(OS16:00)、土・日曜11:30~16:00(OS15:00)、17:30~21:00(OS20:00)
定休日:火曜
アクセス:西鉄バス「済生会病院」バス停より徒歩11分
ホームページ: https://www.alaska-web.net/
Instagram: @restaurant_alaska_official
その他:子連れ歓迎
※記載している情報は2024年5月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。
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