- おでかけ
- 2024/11/08 Fri.
【太宰府】カフェ シー<秋の太宰府 紅葉さんぽ>(4)
もうすぐ紅葉のシーズン!気軽にショートトリップ気分を味わえる太宰府におでかけしませんか?古都・太宰府の趣と紅葉を同時に楽しめるスポットや、ちょっと贅沢な気分を味わえるランチ、休憩にぴったりなカフェなどをご紹介します。全4回の第4回は「cafe Si」です。
ものづくりを間近に感じながらくつろげるファクトリーカフェ
太宰府の紅葉の名所「竈門神社」を訪れるなら、近くにある「cafe Si(カフェ シー)」でひと息つきませんか。太宰府駅周辺から少し離れますが、コミュニティバスまほろば号を利用すれば楽に訪れることができます。
まほろば号内山線の終点、内山(竈門神社前)バス停で降りると竈門神社が目の前にあり、そのすぐそばに「cafe Si」もあります。
こちらは久留米市に本社があり、太宰府市に工場をもつシリコーンゴム製品の会社「SiNG」が運営するカフェ。工場と同じ空間に、ショールームとカフェスペースが設けられています。
もともとは工業用の部品を生産していた会社ですが、もっとシリコーンゴムの魅力を伝えたいという想いから、日々の暮らしに溶け込む製品の開発をスタート。福岡を拠点とするデザイン事務所「なかにわデザインオフィス」がデザインを手がけた食器やデスク周りの日用品などが商品化されています。以前、「にしてつニュース」で紹介した福岡市博多区の「THE ALLDAY ORTO」でもこちらのシリコーンプレートが使用されていました。
「シリコーンは安全性や耐熱性、耐久性などに優れ、安心して使える素材です。カフェの利用を通してシリコーン製品をより身近に感じてもらえたらうれしいです」と広報担当の内山美紗子さん。
看板メニューは太宰府市の「すやまの卵」を使った「プリン」(450円、カップ付き700円)。黄身を贅沢に使い、牛乳や生クリームとあわせたプリンはなめらかな口当たりとコクのある味わいが特徴です。プレーンとコーヒーの2種類から選べます。200度までの耐熱性があるシリコーンカップに入ったプリンはオーブンに入れて仕上げているそうです。プレーンはピンク、コーヒーはベージュのカップに入っていて、カップ付きを選べば持ち帰ることもできます。
ドリンクの「ブレンドコーヒー」(400円)は久留米市北野町にある自家焙煎コーヒー店「TOMOMO COFFEE」に依頼しているオリジナルブレンド。宝満山の伏流水を使って淹れる珈琲はすっきりとした味わいです。
陶磁器やガラスにはない優しい手触りや口当たり、カトラリーが当たっても音が出ない使いやすさ、落としても割れない耐久性、テーブルの上での滑りにくさなど使ってみるとシリコーンの利点を実感することができます。お子さん用に買い求める方も多いと聞き、納得しました。
プリンのほかに、季節によって変わるシフォンケーキなどのデザートもメニューに並びます。ジェラートはうきは市「ソルベッチ do うきは」のものです。
カフェの一角には、シリコーン製品を鉢にした植物の販売コーナーもありました。プリンカップなどの使い道のアイデアになりそうです。
併設の工場が稼働していれば、シリコーン製品の製造の様子を見ることもできます。ものづくりの現場を見られる貴重な機会です。
一部のカフェメニューはテイクアウトもOKです。晴れた日には、紅葉を眺めながら外でコーヒーを飲むのも気持ちがよさそうですね。
●cafe Si(カフェ シー)
住所:太宰府市内山636
電話:092-555-2338
営業:11:00~17:00(OS16:45)
定休日:水曜
アクセス:太宰府市コミュニティバス まほろば号「内山(竈門神社前)」バス停すぐ
ホームページ: https://cafesi-dazaifu.com/
Instagram: @cafesi_dazaifu
※記載している情報は2024年11月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。
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