Entry

特集記事

【八女】シガシガ<春の八女さんぽ2024>(2)

【八女】シガシガ<春の八女さんぽ2024>(2)

春の陽気に誘われて八女におでかけしませんか。西鉄「久留米」駅からバスに乗って40分前後で到着する八女福島エリアには歩いて回れる範囲に見どころがたくさん。ホテルレストランの新メニュー、注目のショップやカフェといった新しい話題を中心に紹介します。全3回の第2回は「shiga shiga」です。

月ごとの展示会も楽しみ!日常が楽しくなる暮らしのアイテム

緑の木々に囲まれる「福島八幡宮」の北側にある路地にはここ数年のうちにいくつかお店ができ、散策が楽しいエリアとなっています。

2021年にオープンした「shiga shiga(シガシガ)」もそのひとつ。道沿いに置かれた看板を目印に進むと素敵な一軒家のお店が現れます。

明るい陽射しが差し込む店内には、洋服やアクセサリー、器、照明、化粧品など暮らしにまつわるさまざまなアイテムが並んでいます。

店主の平原三紀子さんは、インテリアや建築関係の仕事を経て独立。忙しく働いていた頃に自身の体調を見つめ直す機会があり、さまざまな自然由来のものを生活に取り入れるようになったことで、暮らしを整えることの大切さに気付いたそうです。「私自身が使ってよさを実感したものを紹介したいと思い、このお店を開きました」と平原さん。

なかでも漢方や薬膳にも用いられる乾燥なつめのチップスとの出会いが平原さんの意識を変えたそう。「女性が不足しがちな鉄分や葉酸、食物繊維を豊富に含んでいて、体が変わることを実感しました」。オリジナル商品「NATSUME CHIPS」(40g 702円~)として販売し、このお店を代表するアイテムとなっています。

器やインテリア小物、アクセサリーなどは作家が手がけるものが中心。出会った時に心が動いたものをセレクトしているそうです。

洋服は自然素材を使った着心地のいいものを中心にセレクト。シンプルなデザインのなかにアクセントがプラスされたものが多く、取り入れるとファッションがランクアップしそうです。

オーガニックコットンを使用した「JUBAN DO ONI」の下着。体を締め付けない付け心地はもちろん、おしゃれな色使いやデザインも好評です。

石けんや化粧品などは成分だけでなくパッケージにもこだわったものばかりです。こちらは昔ながらのコールドプロセス製法で作られる「shiho」の石けん。植物オイルをはじめ、果実や花などナチュラルなものだけを使って作られているので安心して使用できます。

2階のスペースでは、毎月さまざまな企画展が開催されるのも楽しみのひとつ。

3/30(土)~4/7(日)は布や紙、粘土、イラストなど多彩な素材を用いた作品を手がける注目の作家「aiueaoui」の個展が予定されています。

「“シガシガ”はギリシャ語で急いでいる人に『ゆっくり行こう』と声をかける言葉なんです。これからも、ここに来てくださる方がゆっくりとした時間を過ごせる場所でありたいですね」と平原さん。八女の新しい魅力のひとつとなったお店で穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

●shiga shiga(シガシガ)

住所:八女市本町46−1
電話:0943-22-8202
営業:11:00~18:00
定休日:火・水曜 ※変更の場合、Instagramに掲載
アクセス:西鉄バス「西唐人町」バス停より徒歩3分
ホームページ: https://shigashiga.thebase.in/
Instagram: @shiga_shiga_atticgallery

※記載している情報は2024年3月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

※「にしてつニュース」記事内の文章・画像の無断転載および加工・使用は固く禁じます。

この記事をシェア・保存する

  • Facebookでシェアする
  • Twitterでシェアする
  • LINEでシェアする
  • myrouteに保存

Related posts

こちらもチェック!