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- 2024/11/18 Mon.
【北九州】土鍋と魚貝 Yuge<秋のごちそう♪福岡で食べたい土鍋ごはん>(3)
食欲の秋、新米の季節も到来。ふっくら炊けた土鍋ごはんを食べに行きませんか?朝は土鍋ごはん付きの「銀鮭定食」、お昼は好みの土鍋ごはんを選べる「花籠御膳」、夜は絶品炊き込みごはんでシメ!土鍋ごはんを満喫できるおすすめの3軒をご紹介します。全3回の第3回は北九州市小倉北区「土鍋と魚貝 Yuge」です。
魚介と土鍋をテーマにしたおしゃれ居酒屋
2024年4月、北九州小倉にオープンした「土鍋と魚貝 Yuge」は、新鮮な海の幸と土鍋ごはんを名物に掲げる居酒屋。お店を手がけるのは、同じく小倉にある人気居酒屋「炉端のくろ兵衛」で、デートや会食にも利用できるおしゃれな空間と料理で注目を集めています。
間接照明を生かしたシックな雰囲気の店内は、1階と2階に分かれています。1階には中央の厨房を囲むようにカウンター席とベンチシートのテーブル席を配し、スタッフの目が行き届く臨場感のある造りに。2階にはカウンター席に加え、趣の異なる個室が4部屋あり、シーンや気分によって使い分けることができます。
まずはおすすめの魚介料理から。こちらは、お店の名物メニューの一つ、約7種類のネタを盛る「刺身盛り合わせ」(1人前1,650円・注文2人前〜)です。北九州魚市場や鐘崎漁港、信頼のおける仲卸から吟味して仕入れる旬の魚介は、質も鮮度も折り紙付き。活きアワビと生ウニは固定で、その他のネタは仕入れにより変わります。
コリッとした食感の活きアワビにはレモン、濃厚な生ウニにはシャリと海苔、生本マグロには特製のニラ醤油を添えるなど、ネタに合わせて調味や薬味を変えているのもポイント。素材の持ち味を引き立てる工夫が行き届いています。
一品料理は刺身、蒸し物、お酒が進むアテまで多彩にそろい、愛知県日間賀島の漁師直送の「活大はまぐり」や「貝の味噌玉焼き」といった炉端焼きメニューも見逃せません。そうして頃合いを見ながら、最後は締めの土鍋ごはんをオーダー。カウンター内には土鍋がずらりと並び、もうもうと立ち上る湯気が食欲をそそります。
土鍋ごはんには、最高ランクとされる特A評価の唐津産棚田米「コシヒカリ」を使用。取材時には、定番人気の「牛まぶし」(3〜4人前2,728円)をいただきました。カツオの一番出汁で炊いたご飯の上に、甘辛く味付けた和牛そぼろと炭火焼きの黒毛和牛、卵黄をのせた逸品です。
卵黄を割ってざっくりと混ぜ合わせ、まずはそのまま和牛やご飯のおいしさを堪能。最後は熱々の自家製テールスープを注ぎ、お茶漬けのようにして味わいます。
炭火で炙った黒毛和牛は表面が香ばしく中はしっとり、和牛そぼろとテールスープはうま味たっぷりで、贅沢な牛尽くしを満喫できます。
ごはんメニューは他にも、選べるご飯のお供が付いた白米の土鍋ごはんや、茶出し付きの「銀鮭といくらとせりの土鍋ごはん」、季節限定品など多数を用意。「土鍋ごはんは絶対に食べたい!」と、締めではなく最初に注文する方も多いそうです。
1階のカウンターとテーブル席は、スタッフが対面で接客できる造りになっていて、きめ細やかなサービスも人気の秘密。季節ごとに厳選する日本酒のラインナップも充実しているので、お酒とお米がますますおいしくなる11月にぜひ出かけてみてください。
●土鍋と魚貝 Yuge
住所:北九州市小倉北区魚町1-6-1
電話:093-953-6644
営業:17:00〜23:00(フードOS22:00、ドリンクOS22:30)
定休日:なし
アクセス:西鉄バス「魚町」バス停より徒歩2分
Instagram:@yuge_donabetogyokai
※記載している情報は2024年11月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。
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