Entry

特集記事

【うきは】白翠<新しい話題がたくさん!春のうきはへおでかけ>(3)

【うきは】白翠<新しい話題がたくさん!春のうきはへおでかけ>(3)

福岡市内から西鉄電車と西鉄バスを乗り継いで気軽にアクセスできるうきは市は、カフェやレストラン、雑貨店などおしゃれなスポットが集まる人気のエリア。さらにこの1~2年で新しいお店が次々とオープンし、ますます賑わいを見せています。爽やかな気候に恵まれるこの季節に、うきはへおでかけしてみませんか?全3回の第3回は「白翠-hakusui-」です。

うきは産フルーツがたっぷり!洗練のアレンジが光るかき氷

そろそろ気温が上がり、冷たいものが欲しくなる季節ですね。うきはのフルーツを使ったデニッシュ専門店「カワセミデニッシュ」の姉妹店として2024年9月にオープンした話題のかき氷店「白翠 -hakusui-」をご紹介します。

隣接する「カワセミデニッシュ」と同様に、白壁の町並みに溶け込むシンプルかつスタイリッシュな店構え。「白翠」という店名は白壁の“白”とうきは市の市鳥・カワセミの漢字表記、翡翠の“翠”に由来しているそうです。

お店を切り盛りする店主・久次麻友さんは、うきは市出身。幼い頃から周囲に果物農家が多く、季節ごとにおいしい果物に囲まれる環境で育ったそうです。「就職で市外に出た時に、果物の味の違いや価格の高さに驚き、改めてうきはのフルーツのおいしさに気づきました」という経験から、2021年にレストランでソムリエをしていた兄と一緒に「カワセミデニッシュ」を立ち上げ、うきはのフルーツの魅力を多くの人に伝えています。

「カワセミデニッシュ」と同様に、アンティークを配したセンス溢れる店内。ファンの多い福岡市中央区「Krank/marcello」で揃えた家具が、歴史ある建物の雰囲気に調和しています。

 

2号店をかき氷店にした理由を尋ねると「新しい方向からフルーツのおいしさを発信したいと思ったからです。かき氷は好きな方が多いですし、一品で表現できる味わいの変化やアレンジの幅も広がると思いました」と久次さん。「カワセミデニッシュ」のレシピ監修も手がけるパティシエと一緒に、フルーツの魅力を最大限に引き出すかき氷を提供しています。

メニューは旬のフルーツを使った3種類ほどがあり、価格はどれも1,450円。この日は旬のうきは産いちごを使った「苺のかき氷」を注文しました。器やスプーンも作家の作品を使用するなどこだわりが伝わってきます。

フルーツのおいしさを表現することはもちろん、食感や味の変化、フルーツとほかの食材の組み合わせを大切にしているという「白翠」のかき氷。氷はうきはと同じく水の清らかさで知られる久留米市田主丸町産のものをフワフワの食感に削っていて、すっとした口どけを楽しめます。生のいちごにうきは産レモンなどを加えた特製のいちごシロップは、いちごそのもののおいしさをさらに洗練させた味わいです。

トップの緑茶メレンゲや中に入った玄米茶クランブルはサクサクとした食感が楽しく、冷えた口を休める時にもぴったり。ローズマリーとよもぎのクリーム、トンカ豆を使ったパンナコッタのまろやかさが味わいに変化をもたらします。

かき氷には、使っているフルーツの種類や構成が記載されたシートが添えられているので、一つひとつを確かめながら食べ進めたいですね。

この日のいちごはうきは産「さちのか」でした。実際に味を確かめておいしいと思った農家からフルーツを仕入れているそうです。

かき氷と一緒に提供されるのは有機栽培で知られる「うきはの山茶」のお茶。この日は有機煎茶でした。冷たいものを食べた後は、温かいお茶がより一層おいしく感じられます。

一年を通してさまざまな果物を楽しめる“フルーツ王国”うきは。いちごの次にやってくる桃やブドウなど夏のフルーツの時期も楽しみですね。ぜひ話題のかき氷で旬のフルーツを楽しんでみてください。

●白翠 -hakusui-

住所:うきは市吉井町1340
電話:080-4310-3358
営業:12:30~17:00
定休日:不定 ※Instagramに掲載 ※4/18(金)まで休業
アクセス:西鉄バス「吉井中町」バス停より徒歩3分
Instagram: @hakusui._

※記載している情報は2025年4月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

※「にしてつニュース」記事内の文章・画像の無断転載および加工・使用は固く禁じます。

この記事をシェア・保存する

  • Facebookでシェアする
  • Twitterでシェアする
  • LINEでシェアする
  • myrouteに保存

Related posts

こちらもチェック!