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【福岡】ジャーニー<福岡の最旬かき氷2025>(3)

【福岡】ジャーニー<福岡の最旬かき氷2025>(3)

暑い日が続く季節、かき氷を食べて体の中からクールダウンしませんか。この夏食べたいのは氷の削り方や手作りのシロップ、素材の組み合わせなど、細部までこだわった進化系かき氷。いま福岡で話題を集める旬のかき氷を集めました。全3回の第3回は福岡市西区「journey」です。

洗練された味わいのなかに懐かしさを感じる一杯

福岡市西区福重にある「journey(ジャーニー)」は、ジャンルにとらわれない料理を提供するカジュアルイノベーティブフュージョンレストラン。

姪浜駅南口バス停から西鉄バスで5分ほど。新室見バス停のそばに位置しています。

店内はカウンター席とテーブル席があり、スタイリッシュな雰囲気。昼はパスタやサラダなどのランチ、夜はナチュールワインなどのお酒と共にコースやアラカルトを楽しめます。そして「journey」のもうひとつの名物が、毎年冬を除く3月~11月頃のランチタイムに提供されるかき氷です。

店主の中原雄介さんは約20年間のレストラン勤務を経て2022年に独立。2020年、当時勤務していた福岡市中央区今泉のイタリアンレストラン「COMATSU今泉」で作り始めたかき氷が話題を集め、独立後もその味を進化させながら提供しています。

かき氷は毎月10日前後にメニューが入れ替わるので、最新の内容をかき氷専用のInstagramでチェックして出かけるのがおすすめです。2025年6月からサイズを小さく、価格を下げて提供しているので一度に2個注文する人も増えたそうです。

長年の経験を活かして目利きした素材を使い、自然のままの味や色を大切にしながら作られる「journey」のかき氷。シックで大人の雰囲気ですが、「どのメニューも“懐かしさを覚えるようなかき氷”がテーマです」と中原さんは語ります。6月のかき氷として提供されていた「黒胡麻×チャイ」(※現在は提供終了)には、サーターアンダギーのトッピングなど、どこか懐かしい気持ちになるような仕掛けが隠れています。また、食べたものの印象が残るように、一杯の構成を複雑にしすぎないことも意識しているそうです。

8月上旬まで提供される「レモン×ココナッツ×パッションフルーツ」(1,700 円)は、ミルクベースのかき氷にレモンを丸ごと使ったシロップ、種のプチプチ感が楽しい鹿児島県産パッションフルーツシロップをかけた、甘さと酸っぱさが調和する一杯。エスプーマをトッピングし、食べ進めるとココナッツのブランマンジェが現れます。

エスプーマ使いも「journey」のかき氷の特徴です。「レモン×ココナッツ×パッションフルーツ」にのったエスプーマは、炭酸のシュワッとはじける感覚とレモンの酸味が口に入れた瞬間に広がり、目の覚めるようなおいしさでした。

こちらも8月上旬まで味わえる「八女西福製茶抹茶×タピオカミルクティー×黒糖」(1750円)。八女市にあるお茶の老舗「西福製茶」から届く挽きたての抹茶を使ったシロップと黒糖ミルクティーのシロップをかけたツートンカラーが目を引きます。

抹茶がかかったゴーフルの下には、黒糖クリームとタピオカが隠れています。抹茶の香りや味を主役に仕上げた大人味のかき氷ですが、遊び心も感じられますね。抹茶の価格の高騰により、この価格で抹茶かき氷を食べられるのは今回限りとのことなので、気になる方はメニューが切り替わる前に訪れてみてください。

食事はもちろん、かき氷も電話やかき氷専用のInstagramで予約が可能。小学生以下向けのメニューもあるので、子ども連れでも訪れやすいのがうれしいですね。ほとんどのメニューは同じ形で再登場することはないそうなので、気になるメニューがあったらタイミングを逃さずに訪れるのがおすすめです。

●journey(ジャーニー)

住所:福岡市西区福重5-3-6 1F
電話:092-707-6166
営業:11:30~16:30(OS15:30)、18:00~22:00 ※かき氷は3~11月頃のランチタイム限定
定休日:火曜
アクセス:西鉄バス「新室見」バス停すぐ
Instagram: @journey.kakigo_ri
その他:子連れ歓迎

※記載している情報は2025年7月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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