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- 2025/12/08 Mon.
【北九州】クロカフェ<福岡で食べたい!2025年クリスマスの限定スイーツ>(3)
街にイルミネーションが灯り、ワクワクする季節の到来。2025年のホリデーシーズンを盛り上げてくれる、この時期だけの限定スイーツを楽しみませんか?フォトジェニックなクリスマススイーツからパティスリーカフェのデザートプレート、華やかなパフェまで、注目の3軒を紹介します。全3回の第3回は北九州市小倉北区の「KUROCAFE」です。
クリスマス気分を盛り上げる予約必須の人気パフェ
クリスマス限定の華やかなスイーツを求めて訪れたのは、北九州市小倉北区にある「KUROCAFE (クロカフェ)」。今年10月で開業9年目を迎えたパフェ専門店です。

「小倉でパフェといえばココ」と名前が挙がるほどの人気で、遠方から訪れるファンも多数。コーヒーの木などを配するナチュラルな雰囲気の店内には、ゆったりとした空気が漂います。席数はカウンターとテーブル合わせて7席を用意。「列に並んだり、外でお待たせすることがないように」との思いから予約制も導入しているので、事前に予約をして出かけるのがおすすめです。

「季節ごとに趣向を凝らすパフェや自家焙煎のコーヒーで、“より良い1日”を過ごしていただけたら」と話すのは、オーナーの黒木翔太さん。黒木さんは大学2年時に半年間アメリカへ留学し、その経験が自分のやりたいことに向き合うきっかけに。大学4年時に一時休学して「KUROCAFE」を開業しました。

名物のパフェは季節限定品を含めて6種類ほどがメニューに並びます。果物は北九州市中央卸市場や九州各地の農家から直接仕入れ、アイスやソルベ、クリームやジュレ、生地などのパフェ素材は自家製。内容は数カ月、早い時には数週間で移り変わることもあり、常に旬のおいしさを楽しめるのが魅力です。パフェの構成を記載したカードも添えられていて、このカードをコレクションしている人も多いのだとか。

12/1(火)〜25(木)の間に登場するのは、クリスマス限定のパフェ「ル・ノエル」(単品2,180円)と、好きなパフェに組み合わせられるプレート仕立てのタルト「グラサージュピスタチオ」(+700円)。タルトプレートは数量限定の予約制なので、電話またはInstagramのDMからの事前予約を忘れずに。

「ル・ノエル」の主役となる果物は、地元農家などから仕入れるあまおう。丸くくり抜かれた自家製のミルクアイスクリームやイチゴのソルベ、イチゴのジュレボールはまるでクリスマスオーナメントのようです。白餡にイチゴのコンフィチュールを混ぜて作る「イチゴ餡」や、ホロホロとした食感のクッキー、爽やかでみずみずしい白ワインと柚子のジュレも相性抜群。食べ進めるほどに香りや食感、味わいの変化を楽しめます。

グラスにのせられているのはカルダモン風味のクッキーで、上に絞られているのはピスタチオペーストにハチミツなどを混ぜて作るピスタチオ餡。まるでクリスマスツリーのような見た目にもときめきます。


さらにグラスの横には、ピスタチオムースを艶めくチョコレートソースでコーティングしたタルト「グラサージュピスタチオ」が添えられています。スパイスをまぶしたサクサクの細いスティック生地やタルトに入ったフレッシュのラズベリーもいいアクセントに。

イートインはワンドリンク制で、取材時には名物「クロチーノ」(800円)をいただきました。通常よりも少ないお湯で濃厚に抽出した「リストレット」と呼ばれるエスプレッソに、きめ細やかなスチームミルクとフォームミルクを加えた「KUROCAFE」特製のカプチーノで、リッチな味わいがたまりません。

また、店内ではクッキーをはじめとした焼き菓子を販売しているほか、テイクアウト限定でカップパフェを詰め合わせた「クリスマスパフェアソート」(5,520円)も予約販売。11/30(日)から予約受け付けを開始し、締め切り日はInstagramでお知らせ。アソートの受け取り期間は12/19(金)〜25(木)となっています。詳細はInstagramをチェックして、いつものクリスマスケーキとはひと味違うおいしさを楽しんでみてください。
●KUROCAFE(クロカフェ)
住所:福岡県北九州市小倉北区京町4-6-18
電話:093-967-3349
営業: 12:00〜18:00
定休日:不定
アクセス:西鉄バス「小倉駅バスセンター」バス停より徒歩6分、「チャチャタウン小倉」バス停より徒歩6分
Instagram:@kurocafe4869
※記載している情報は2025年12月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。









