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【福岡】インディアン スパイス ファクトリー<ブーム到来!2026年最新・福岡のビリヤニ>(2)

【福岡】インディアン スパイス ファクトリー<ブーム到来!2026年最新・福岡のビリヤニ>(2)

2026年の食トレンドとして注目され、人気が高まっているビリヤニ。主に南アジア地域で親しまれている炊き込みご飯のような米料理で、そのスタイルもさまざまです。今回は人気カレー店が新たに手掛ける「土鍋ビリヤニ」から、カレー好きも集う東インド・ベンガル料理店の「フィッシュビリヤニ」、隠れ家のようなお店で味わう「チキンビリヤニ」まで、多彩なおいしさをお届けします。全3回の第2回は春日市の「INDIAN SPICE FACTORY」です。

東インド・ベンガルスタイルの本格ビリヤニ

「INDIAN SPICE FACTORY(インディアン スパイス ファクトリー)」は、福岡でめずらしい東インド・ベンガル料理の専門店。2018年12月のオープン以来、県内外のカレー好きや日本に住む現地の人に愛されています。

お店は春日市昇町の閑静な住宅街の一角にあり、目の前には昇町公民館バス停が。インド国旗のトリコロールカラーに色付けされたファサードが目を引きます。

ダークブラウンを基調とした店内は落ち着いた雰囲気で、ゆったりとしたテーブル席とカウンター席を用意。インドの弦楽器「シタール」をはじめとした楽器や現地で買い付けた調度品もセンスよく飾られています。店内の右側奥にはキッズスペースがあり、子ども連れの来店も歓迎。小学生低学年以下を対象とした「お子様プレート」(550円)もありますよ。

店主の中山浩司さんと妻の祥子(さちこ)さん、2人の娘さんが笑顔で迎えてくれました。中山さんは料理人・飲食店マネージャーとして働いていた前職時代に、インドの東端にある西ベンガル州の州都・コルカタに赴任。そこで現地の味に魅せられたと言います。

「ベンガル地方の料理は米、魚介類、野菜を多く使用し、スパイスの使い方も優しく辛すぎない。日本人には馴染みやすいインド料理の一つで、このおいしさを日本に広めたいと考えたんです。オープン当初は現地からシェフを招いていましたが、コルカタの日常食や家庭料理に近い自然体な味わいを届けたいという思いもあり、現在は元々料理人である妻がシェフを務めています」と中山さん。祥子さんは“福岡サリー番長”としても知られ、毎日サリーを着用してインドの文化や魅力を発信しています。

基本のメニューは、野菜料理と豆料理のみで構成された東インド・ベンガル地方ならではの「ベジタリアンプレート」(1,500円)。予約推奨の「コルカタビリヤニ」(写真)は土日祝のランチタイム限定メニューですが、前日までの予約に限り平日も提供。InstagramのDMからの予約がおすすめです。

「コルカタビリヤニ」は(単品(2,200円)とベジタリアンプレートセット(3,500円・写真)があり、取材時はセットをオーダー。現地で買い付けている素焼きの壺やプレートで提供され、雰囲気たっぷり。プレートの上にビリヤニをよそいながら味わいます。

ビリヤニのメイン具材はチキン、マトン、エビ、フィッシュから選ぶことができ、今回選んだのは「フィッシュ」。コルカタで食べられているのは主に淡水魚で、同店でもニシン科のコノシロや淡白な白身の魚などを吟味しています。この日は筑紫野市「鯉ひろまつ」で育てられた立派な鯉が使われていました。スパイスでマリネして揚げ焼きされた鯉は、表面が香ばしく、身はふっくらとしていて絶品。

同店のビリヤニは、スパイスでマリネして加熱した具材と下茹でしたバスマティライス(長粒種・最高級の香り米)、スパイスやハーブを重ねて炊く「パッキ式」ですが、他と異なるのが具材。コルカタのビリヤニは、メイン具材以外にも大きなジャガイモと茹で玉子が丸ごと1個入り、梅干しに似たドライプラムが入るのが特徴です。お米は香り高く軽やか、具材はボリューム満点というバランスが絶妙で、スプーンが止まりません。

ビリヤニと一緒に提供される「ベンガル豆カリー」はまろやかで滋味深く、日本の四季折々の地場食材や自家栽培の野菜、スパイスを使って作られる野菜料理もビリヤニに負けないおいしさ。ケールのバジャ(スパイス炒め)やひよこ豆粉の衣で揚げた新タマネギなど、約8種類の総菜とミントチャトニ(ソース)を組み合わせながら、味の変化を楽しめます。

ベジタリアンプレートセットには、食後の「ミニチャイ」も付いています。素焼きのカップを使い、高い位置から注ぐのも本場式。泡立たせて口当たりを軽くし、温度を下げて味をまろやかにするのだとか。茶葉とスパイスがふわりと香る、ミルキーな味わいがクセになります。

お店では「ベンガルチャイキット」(400円)や「かんたん豆カレーキット」(800円)などのオリジナルミックススパイスも販売されていました。

メニューには、ベンガル地方の代表的な5種類のカレーをすべて盛り込んだ土日祝のランチ限定「ベンガルアルティメットターリー」(3,500円)なども用意されているので、気になる方はこちらもチェック。滋味深い本場の味を楽しみたい時にぜひ出かけてみてください。

●INDIAN SPICE FACTORY(インディアン スパイス ファクトリー)

住所:春日市昇町4-24 稲生ビル1F
電話:092-586-6665
営業:11:30〜15:00(OS14:30)※夜は金・土曜のみ、7日前の完全予約制で営業(メニューはおまかせコースのみ)
定休日:月・火曜
アクセス:西鉄バス「昇町公民館」バス停すぐ
HP:https://www.indianspicefactory.co.jp
Instagram:@indian_spice_factory

※記載している情報は2026年5月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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