佐賀県鹿島市の老舗「三原食品」の新業態であり、豆腐料理が自慢の料理店「三原豆腐店」の姉妹店でもあるカフェ「TOFFEE（トーフィー）」。天神中央公園「HARENO GARDEN EAST & WEST（ハレノガーデン）」にある1号店「TOFFEE Park」に続く新店が、2025年5月にオープンしました。

福岡2号店となる「TOFFEE imaizumi」は、今泉の森をテーマにした複合施設「季離宮」内にあります。緑あふれる敷地内はまるで都会のオアシス。正面にある階段を上った2階がお店です。

「三原食品」の看板商品といえば、佐賀県鹿島市の清らかな水と佐賀県産をはじめとする国産大豆のうま味を凝縮した豆腐や豆乳。「TOFFEE」はそんなおいしい豆腐と豆乳を使ったスイーツやドリンクを楽しめるカフェです。1号店の「TOFFEE Park」はテイクアウト中心のスタンドカフェですが、今泉店は広々としたカフェスペースが魅力。

ミッドセンチュリーな照明や、電車の椅子をイメージしたというオーダーメイドのベンチシートもおしゃれ。午後や週末は混み合うことも多いので、ゆったりとした時間を過ごしたい方は平日の午前中が狙い目です。

店内入ってすぐのカウンターエリアはアメリカのモダンなダイナーをイメージしているそう。白と黒のタイル調の床材やキッチン内のモザイクタイルもフォトジェニックです。

注目は、今泉店に新登場した自家製の豆乳ジェラート。ピュアな大豆の香りや甘味がとろけるプレーン味と濃厚なチョコレート味の2種があり、取材時にはチョコレートの「豆乳ジェラートサンデー」（980円）をいただきました。アイスカップを模したオリジナルの器は陶器でできていて、深さもしっかりとあり食べ応え満点。他のスイーツと一緒に注文し、シェアして食べる方も多いそうです。

チョコレート味の豆乳ジェラートはまろやかで濃厚。そこにお店の名物のひとつである「アイス豆腐チョコ（チョコ味）」と、アメリカの歴史あるブランド「トラーニ」のチョコソースも合わせた、チョコレート好きにはたまらない一品です。甘酸っぱいフランボワーズソースや、ザクザクの自家製おからクランブル、南区清水にあるワッフル店「365WAFFLE」に特注したという豆乳入りワッフルコーンの食感もいいアクセントに。

さらには、自家製の豆乳ジェラートやオーガニックシュガーで作るオリジナルシェイク「SOYEET（ソイート）」（800円）も夏にぴったりの一品。旬の時期に仕入れ、手作りした福岡県産イチゴのソースを合わせた甘酸っぱい「いちご」（写真）や、天神の「connect coffee」の豆を使った「エスプレッソ」、旬の果物を使った季節限定のフレーバーなど、常時3種が揃います。

生地に豆乳を使い、揚げたてを提供する「豆乳ドーナツ」（4個490円〜）や「豆乳あんドーナツ」（3個550円・写真）、「365waffle」と共同開発した今泉店限定のメニュー「TOFFEEの豆乳ワッフル by 365waffle」（1枚450円）も人気です。

店内ではマグカップやTシャツ、シールなどのおしゃれなオリジナルグッズも販売されているので、こちらも見逃せません。

「TOFFEE imaizumi」は、子ども連れでの来店も歓迎だそう。入口正面の階段ではなく、さらに奥の「土屋鞄製造所 童具店」と「イタリア会館・福岡」の間にあるスローブを進んだ左奥にはエレベーターもあるので、ベビーカーでの来店も安心です。

開放的なテラス席はペットの同伴もOK。暑さを和らげてくれるような緑あふれる「季離宮」内で、体にやさしくヘルシーな豆腐・豆乳スイーツを食べれば、夏の疲れも吹き飛びそうです。