- 暮らし
- 2022/09/07 Wed.
パド<韓国カルチャーin福岡>(3)
音楽や映画・ドラマ、グルメなどの韓国カルチャーは、いまや幅広い世代から支持されています。ここ数年で興味をもつようになったという方も多いのではないでしょうか。気軽に韓国へ行き来できる日が早く来ることを待ちつつ、それまでは身近なお店で韓国気分を味わいましょう。今回は、福岡で楽しむ韓国カルチャーをご紹介します。全3回の第3回は六本松「PADO」です。
落ち着いた雰囲気のなかで楽しむこだわりの韓国料理
2022年6月、六本松にオープンした「PADO(パド)」は、ポッサムやデジカルビをはじめとする韓国料理を楽しめるお店です。「パド」は韓国語で「波」という意味があり、海鮮を使った料理も充実しています。
まるでカフェのような雰囲気の店内。「韓国では、カフェやビストロのようなスタイルの韓国料理店がトレンドです。大人の方が落ち着いて食事を楽しめる場所を作りたいと思い、オープンしました」とショップマネージャーの本村正則さんは語ります。
料理は福岡の韓国料理店の先駆者である「あぷろ」が監修。また、キムチは博多区千代にある韓国食材の老舗「横山商店」に特注したものを使用しています。
看板料理のひとつ「デジカルビ」(1,590円)は、霧島山麓で育ったSPF豚のロース肉を梨やニンニクが効いた特製タレに付け込んで炭火で焼いたもの。セットで包み野菜や白ネギのナムル、サムジャン(味噌だれ)などが付いてきます。
店内の炭焼き台で焼き上げるデジカルビ。炭火の香りが豚肉の味をさらに引き立てます。
こだわりのタレが染み込んだ柔らかく香ばしい豚肉は次々と箸が進むおいしさです。エゴマの葉やサンチュにのせ、薬味やキムチと一緒に食べるとさっぱりといただけます。
海鮮メニューのおすすめは、「天使の海老」を醤油ベースのタレに付け込んだ「天使の海老のカンジャンセウ」(1,290円)。しっかりと味付けされたとろけるような食感のエビは、韓国焼酎・ソジュのお供に最適です。
韓国のお酒のおすすめは、「ボクスンドガ(福順都家)」の生マッコリ(ボトル935mL 1本4,800円)。伝統的な手法で手作りされるマッコリで、韓国では要人のもてなしなどで提供される高級マッコリです。そのほかに「テラ」や「クラウド」などの韓国ビール、ソムリエが選んだワインも豊富に揃います。
そのほかに、スンドゥブチゲやサムゲタン、ビビンバなどのアラカルトメニューや、コース料理も楽しめますよ。「六本松(こんどう美容室)D・E」バス停の目の前にあり、アクセスも抜群です。
●PADO(パド)
住所:福岡市六本松2−6−5 立花ビル1F
電話:092-716-3301
営業:17:00~23:00(OS22:30)
定休日:水曜
アクセス:西鉄バス「六本松(こんどう美容室)D・E」バス停すぐ
Instagram: @padofukuoka
※記載している情報は2022年9月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。