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ベイクショップ ツックル<新しいベイクショップへ>(1)

ベイクショップ ツックル<新しいベイクショップへ>(1)

カヌレやスコーン、マフィンなど素朴な印象でありながら、普段使いや手みやげとして人気を集めるベイクスイーツ。西鉄電車・バス沿線にもショップが続々とオープンし、さらなる盛り上がりを感じますね。温かい飲み物が恋しくなるこれからの季節、おやつの時間に話題のベイクスイーツを取り入れてみませんか。全3回の第1回は福岡市別府「ベイクショップ ツックル」を紹介します。

ザクザク食感のスコーンやかわいいくまマフィンが人気

2021年6月、福岡市別府にオープンした「Bakeshop Cukr(ベイクショップ ツックル)」は小さな焼き菓子のお店です。店主の佐藤奈々美さんは、洋菓子店でパティシエとして経験を積んだ後、独立。佐藤さん自身が焼き菓子が好きだったことや、日常使いのお店にしてもらいたいという思いから焼き菓子を中心とするお店を開きました。

店舗は別府の住宅地の一画に位置しています。店名の「Cukr(ツックル)」は、チェコ語で砂糖という意味。佐藤さんの名前、そして‟作る”という日本語に繋がることからこの店名に決めたそう。読むのは難しいですが、一度聞くと印象に残りますね。

店内のショーケースには、さまざまな焼き菓子がずらりメイン商品のスコーンをはじめ、マフィンやタルトなど、その日の朝に焼いたものが並びます。

「くまマフィン」(写真右:350円)はお店のマスコット的存在。お子さん向けとして考えたとのことですが、今ではさまざまな年代の方に愛される商品になっています。しっとりとした食感のチョコレート生地にクッキーのアクセントが効いた一品です。

スコーンは定番の「全粒粉スコーン」(250円)と「チョコくるみスコーン」(350円)、そして週替わりを合わせた5種が用意されています(写真はすべて週替わり)。いまの時期は栗のスコーン(写真左:340円)など秋らしいものが週替わりに登場することが多いそうです。

ひとくちにスコーンと言っても色々なタイプがありますが、「ツックル」のスコーンはザクっとした食感が特徴です。まるでクロワッサン生地を作るようにバターを織り込むことで、焼き上がりにきれいな層ができ、食感もアップ。発酵バターやきび砂糖など素材にもこだわっているため、口に入れた時の香りや風味のよさは格別です。

日持ちするクッキーやマドレーヌなどの焼き菓子は、贈り物としてもおすすめ。ナッツやチョコチップが入った「オートミールクッキー」(1枚160円)は特に人気があるそうです。

焼き菓子に加え、お昼頃にはケーキやプリンなどの生菓子も登場。沖縄のサトウキビから作られる本和香糖を使った「プリン」(250円)は、とろりとなめらかな食感がたまらない一品です。

「私の焼き菓子が、お客さまの暮らしの楽しみになればうれしいです。ひとつから大歓迎ですので、気軽にお越しください」と佐藤さん。開店直後から次々と訪れる常連さんの様子を見ていると、その思いはすでに伝わっていそうですね。近くに住んでいる方たちがうらやましくなるお店でした。

●Bakeshop Cukr(ベイクショップ ツックル)

住所:福岡市城南区別府2-2-2
電話:092-852-8100
営業:10:00~18:00 ※売り切れ次第閉店
定休日:火曜+不定休 ※Instagramをご確認ください
アクセス:西鉄バス「別府駅前」バス停より徒歩2分
Instagram: @bakeshop_cukr

※記載している情報は2022年10月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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