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- 2023/01/10 Tue.
そふ珈琲<旬をまるごと!りんごスイーツ>(1)
赤くて丸いりんごは見てかわいい、食べておいしいフルーツですね。旬を迎えるこの時期に、りんごをまるごと1個使ったスイーツを楽しんでみませんか。冬にうれしい焼きりんごや懐かしくも新しいりんご飴など、さまざまなりんごスイーツをご紹介します。全3回の第1回は福岡市別府「そふ珈琲」です。
寒い季節のお楽しみ、ほっとあったか焼きりんご
福岡市別府の路地に佇む、自家焙煎のコーヒーとケーキの「そふ珈琲」。2012年の開店当初から話題となり、昨年10周年を迎えてなお人気を誇る喫茶店です。
マスターの吉田大祐さんは、故郷・岡山の喫茶店に約7年間勤務し、奥さまの地元である福岡に「そふ珈琲」をオープン。喫茶店で身に付けた焙煎技術を活かし、店内で自家焙煎するスペシャルティコーヒーを提供しています。また、パティシエの奥さまが手がけるプリンやチーズケーキなどのスイーツ類も評判です。
「焼きりんご」(900円 ※ドリンクと同時注文で-50円)は冬の限定商品。紅玉りんごまるごと1個をホイルに包んでじっくりと焼きあげ、バニラアイスを載せた“あったか&ひんやり”を一度に楽しめるデザートです。ナイフを入れると、芯をくりぬいた部分に入れた砂糖やバター、シナモン、ブランデーのソースがあふれ出す楽しみも。程よくシャキッと感を残したりんごを切り分け、アイスをのせて味わえば自然と顔がほころぶ味わいが広がります。
お菓子に使われることが多い紅玉は、小ぶりで酸味があり、加熱するとおいしさが際立つのが特徴です。「そふ珈琲」では、数軒となりの八百屋さんから青森県弘前産を中心に仕入れているそうです。「焼きりんご」の提供時期はその年の紅玉の仕入れ状況によって変わりますが、春先頃までになります。
「そふ珈琲」のドリンクといえば、渦を巻いたチョコレートが印象的な「カフェモカ」(600円)を思い浮かべる人も多いはず。チョコレート入りのエスプレッソにフォームドミルクをのせ、さらにチョコレートソースをぐるぐるとトッピング。温かさと甘さが冬の体にしみわたるおいしさです。
「焼きりんご」には、オリジナルブレンドのひとつ「かろやか」(500円)もおすすめ。酸味を抑えたすっきり軽めな味わいが甘酸っぱいデザートによく合います。
吉田さんがコーヒーを淹れる様子を見るのも楽しみのひとつ。新鮮な豆をネルドリップで一杯ずつ淹れてもらえます。
オープン当時はぽつんと「そふ珈琲」があるイメージだったこのエリアも、立ち寄りたくなる魅力的なお店が増えていますね。別府~六本松散策の途中に、おいしいりんごスイーツで温まってみてはいかがでしょうか。
●そふ珈琲
住所:福岡市城南区別府1-3-11
電話:092-407-6474
営業:13:00~17:00(OS16:00)
定休日:水曜
アクセス:西鉄バス「別府橋」バス停より徒歩3分
Instagram: @sofucoffee
※記載している情報は2023年1月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。