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ル・カフェ・パティスリーさくら<冬の柳川さんぽ>(4)

ル・カフェ・パティスリーさくら<冬の柳川さんぽ>(4)

「西鉄福岡(天神)」駅から特急列車に乗って約50分。福岡を代表する観光名所、水郷柳川に到着します。2月末まで楽しめる“こたつ舟”での川下りや、2/11(祝・土)から始まる「柳川雛祭りさげもんめぐり」など、この季節だけの体験や見どころもたくさん。そのほか柳川らしさを感じられるスポットも紹介します。全4回の第4回は「ル・カフェ・パティスリーさくら」です。

柳川で愛される洋菓子店で話題の“升パフェ”

「御花」や「北原白秋生花」、川下りの乗降場などのスポットが集まる柳川観光の中心地・沖端地区に店を構える「ル・カフェ・パティスリーさくら」は、昨年20周年を迎えた洋菓子店です。

東京で腕を磨いた櫻井靖シェフが2002年に柳川市京町に「フランス菓子 パティスリーさくら」をオープン。2012年に、大正時代に建てられたシェフの実家を改築し、移転しました。その際に併設されたカフェでは、長年愛されているケーキやカフェメニューを味わうことができます。

約3年前の登場以来、人気を集めているイートインメニューが「升パフェ」です。和を感じる升と洋菓子の融合がユニークですね。季節ごとに内容が変わり、今の時期は「あまおうパフェセット」(1,400円、ドリンク付き)が登場しています。

いちご農家に転身した元スタッフが作る柳川産のあまおうを主役に、自家製のあまおうシャーベット、アイスクリーム、生チョコ、クッキーなどがのった見た目も可愛らしい一品。いちごのおいしさはもちろんですが、素材のどれをとってもおいしいのは、パティスリーのなせる業ですね。中に入ったアイスクリームはこの時はバニラでしたが、ピスタチオやチョコになる日もあるそうです。「あまおうパフェ」は4月下旬頃までの限定メニューです。

ショーケースに並んだケーキもドリンクと共にイートインが可能です。

柳川で生産が盛んな大豆やそら豆、いちごを使った焼き菓子はおみやげに最適。この日は人気のあまり売り切れていましたが、柳川産大豆フクユタカを使ったクッキー「ソイコロ」も人気です。

店内のカフェスペースは柳川観光のひと休みにぴったり。小上がりもあるので、小さいお子さん連れもゆっくりできそうです。

店内に飾られている歴史を感じる看板は、櫻井家が営んでいた薬種商時代のものなのだそう。当時、薬を扱う店は白い暖簾を店先にかけていたことにちなみ、こちらのお店の暖簾も白にしているそうですよ。

店内を彩るさげもんも可愛いですね。沖端散策の途中に、おいしいデザートに癒されてみてはいかがでしょうか。

●ル・カフェ・パティスリーさくら

住所:柳川市沖端町10
電話:0944-74-3980
営業:11:00~18:00(OS17:30)
定休日:月・火曜 ※不定休あり ※2/13(月)~14(火)、3/13(月)~14(火)は営業、2/15(水)~16(木)、3/15(水)~16(木)は休み
アクセス:西鉄バス「御花前」バス停より徒歩3分
ホームページ: https://www.patisserie-sakura.com/
Instagram: @pt.sakura

※記載している情報は2023年1月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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