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【福岡】アルテ<暮らしが整うおしゃれな雑貨店>(1)

【福岡】アルテ<暮らしが整うおしゃれな雑貨店>(1)

春は進学や就職、転勤などで新生活を迎える人が多い時期です。転居や一人暮らしを始めるタイミングはもちろん、普段の生活を送るなかにも暮らしのアイテムをリフレッシュしたくなりますね。今回は、暮らしに取り入れたくなる雑貨を扱うお店を紹介します。全3回の第1回は福岡市東油山「アルテ」です。

アート&デザイン性の高い暮らしのアイテムをセレクト

2021年7月に東油山の住宅街にオープンした「arte(アルテ)」は、普段の暮らしが楽しくなるような生活用品を集めたプロダクトショップです。

東油山団地のそば、小さな川沿いに建つ店舗。意外性のある立地と、外観からも感じられるおしゃれな雰囲気に期待が高まります。運営は、店舗のそばにある不動産業や建築・デザイン業を営む会社「アトラクト」が手がけています。

店内にはキッチン用品や食器、インテリア雑貨、アロマ、洋服、アクセサリーなど暮らしにまつわるさまざまなアイテムがずらり。もともと雑貨が好きだったという店主・川畑真理子さんは「福岡市中心部から少し離れた立地ということもあり、わざわざ足を運ぶ方にも満足していただけるよう、ほかにはないセレクトを心がけています」と語ります。

新生活のアイテムとして欠かせない食器は有田や波佐見など九州の産地のものをはじめ、「スガハラ」のグラス、フィンランド「イッタラ」のプレートなどが並びます。デザインにひと工夫あるものや、食卓が明るくなりそうなカラフルなものが中心です。

お弁当箱や汁椀など木のアイテムも。特に、シャープな形をした汁椀は人気のアイテムなのだそうです。ステンレスや銅と亜鉛を混ぜ合わせた真鍮(しんちゅう)でできたインドの食器も目を引きますね。

「実用的ではないかもしれませんが、遊び心があるものを取り入れると暮らしがちょっと楽しくなると思います」と川畑さんが言うように、こちらに並ぶものを見ているとユニークなものを取り入れてみたくなります。

また、デザイン性やアート性に優れたものを集めているのも「アルテ」の特徴です。こちらは柳宗理のもとで学んだプロダクトデザイナー・吉田守孝さんの「ヨシタ手工業デザイン室」がデザインし、新潟県燕市で作られるアイテム。写真手前のカトラリーは、ハンドル部分に箸を置いて使えることから「racco(ラッコ)」シリーズと名付けられているそう。2022年の「GOOD DESIGN AWARD 2022 BEST100」を受賞したものです。

愛知県瀬戸市「セラミック・ジャパン」が1975年に発売し、1982年に、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクション(永久保存品)となった花器「クリンクルスーパーバッグ」。こちらはプロダクトデザイナーである小松誠さんがデザインしたもの。こういった日本のデザインや技術に触れることができることも楽しみのひとつです。

そのほかに、インテリアのアクセントになるグリーンや花、鉢などのアイテムも手に取りやすい価格で揃います。

アロマアイテムは「アットアロマ」のものが種類豊富に並びます。気分に合わせて選べるアロマオイルなど、気分をリフレッシュしたい時にいいですね。

置いておくと空間が豊かになるオブジェは、ギフトにもおすすめです。

初めて見るものや心惹かれるもの、そしてそばに置いていたくなるもの。さまざまなものとの出会いが待ち受ける雑貨店の楽しさを改めて感じさせてくれるお店でした。

●arte(アルテ)

住所:福岡市城南区東油山2-7-5 1F
電話:090-6362-0223
営業:11:00~19:00
定休日:なし
アクセス:西鉄バス「油山団地前」バス停すぐ
ホームページ: https://www.arte-store.online/
Instagram: @__arte_________

※記載している情報は2023年3月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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