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【福岡】小さな焙煎所 花待ち雨珈琲<新しい趣味が見つかる1dayレッスン>(2)

【福岡】小さな焙煎所 花待ち雨珈琲<新しい趣味が見つかる1dayレッスン>(2)

4月は何かをスタートするのに最適な季節ですね。新しい趣味を見つけたいと思っている方はまず、気軽に体験できる1dayレッスンから始めてみませんか。普段の暮らしに役立つものから、極めたくなる繊細なハンドメイドの趣味までさまざまな教室を紹介します。全3回の第2回は福岡市六本松「小さな焙煎所 花待ち雨珈琲」です。

味の変化に驚き!全国2位の実力者に教わるハンドドリップ教室

全国的に有名な店が多く“コーヒーのまち”としても注目を集める福岡。お気に入りのお店で豆を買い、自宅でコーヒーを淹れて楽しむという人も多いのではないでしょうか。コーヒーの淹れ方はいろいろありますが、一番身近なハンドドリップの方法を学べる教室を紹介します。

2020年1月、注目のお店が集まる六本松1丁目のアパートにオープンした「小さな焙煎所 花待ち雨珈琲(ほまちあめこーひー)」は、自家焙煎の豆を使ったスペシャルティコーヒーを楽しめる6席のカフェです。

こちらでは毎月1回、コーヒーの「ハンドドリップ教室」(1人3,500円)を開催しています(開催日などはInstagramを確認)。

店主の安川佳織さんに教室を開く理由を尋ねると「コーヒー豆は、販売すると私の手を離れてしまいます。ご自宅でもおいしく楽しんでいただくために、淹れる時のヒントや味わいの理由を説明し、実践してもらえるように教室を開催しています」と教えてくれました。

安川さんは、日本スペシャルティコーヒーが主催する「ジャパン ハンドドリップ チャンピオンシップ (JHDC)」において、2019年大会は全国4位、2022年秋に最終競技が行われた2020年大会では全国2位に輝いた実力の持ち主。そんな安川さんに手ほどきを受けられる「ハンドドリップ教室」は貴重な機会ですね。

教室は4名程度で行われます。まずは座学からスタート。ドリッパーやフィルター、温度計、タイマーなどコーヒーを淹れるために必要なものの説明や選び方などを説明してもらえます。

なかでもコーヒー豆の選び方は知らないことも多く、参加者のみなさんも質問を交えながら興味深く聞き入っていました。

豆の重さを量ることや温度によって抽出される成分の違い、抽出時間を測ることの大切さなど、おいしいコーヒーを淹れるポイントを聞いたうえで安川さんがデモンストレーション。自己流の淹れ方との違いに驚きながら、教えてもらうことの大切さを感じました。

続いて、自分の思い描いた味を引き出せるように挽き具合やお湯の温度、抽出時間を考えて、参加者が一人ずつコーヒーを淹れていきます。

ポットからお湯を落とす速度なども、一人ひとり丁寧に指導してもらえます。

それぞれ試飲すると、同じコーヒー豆を使っているにも関わらず、挽き方や温度、抽出速度、また使うドリッパーなどで味に変化が生じるのがよくわかってびっくり。コーヒーの奥深さや面白さを感じた教室でした。

この日の参加者はみなさんコーヒー好きの方でしたが、初めてドリップする人、お店に勤めている人などさまざまな方がいるそうなので、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。きっとおうちでコーヒーを楽しむ時間がより充実するはずです。

●小さな焙煎所 花待ち雨珈琲

住所:福岡市中央区六本松1-4-11 栄アパート103
電話:090-9591-6303
営業:11:00~18:00、土・日曜10:30~17:30
定休日:不定 ※毎月の予定をInstagramに掲載
アクセス:西鉄バス「六本松大通り」バス停より徒歩3分
ホームページ: https://homachiamecoffee.stores.jp/
Instagram: @homachiame.coffee

※記載している情報は2023年4月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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