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【福岡】新世界 檳榔の夜<いま行きたい!福岡ネオ中華>(2)

【福岡】新世界 檳榔の夜<いま行きたい!福岡ネオ中華>(2)

アジア料理のなかでも抜群の人気を誇る中華料理。おいしくてリーズナブルというこれまでのイメージはもちろん、現代的なおしゃれさをプラスしたお店が増え、人気を集めています。いますぐ行きたくなる話題の中華料理のお店を福岡市内から紹介します。全3回の第2回は福岡市警固「新世界 檳榔の夜」です。

今年で20周年!変わらぬ人気を誇る台湾料理の名店

警固の一角、“水餃子”と書かれた看板を頼りに駐車場の奥をのぞくとブルーのライトに照らされた異国情緒あふれるお店を見つけられるはず。

「新世界 檳榔の夜(びんろうのよる)」は、今年20周年を迎える台湾料理の人気店。台湾好きのオーナーが、当時は数えるほどしかなかった台湾料理のお店を福岡にとオープンしました。ちなみに“檳榔”は、台湾や南アジアで嗜好品として親しまれている植物です。

店内は活気にあふれ、まるで屋台街のよう。長年通っている方から最近SNSなどで知った若い世代までさまざまな人がこの雰囲気を楽しんでいます。

約6年前にリニューアルし、台湾の歴史あるまち並みを思わせるレンガの壁や古い映画のポスターなどノスタルジーを感じる内装に。ほかにも看板や提灯など、あちこちにある台湾好きの心をくすぐる装飾を探すのも楽しみのひとつです。

メニューはオープン当時からほぼ変わらず、なかでも看板メニューは「水餃子」(8個720円)。毎日、手作りする一番人気の品です。

もっちりとした皮の中には豚肉や野菜が入り、うま味の詰まったスープもたっぷり。余すところなく味わうために、レンゲに取って食べるのがおすすめです。パクチーの爽やかな香りと共に口に運べば至福の味わいが待っています。

もう一つ、台湾料理といえば甘辛く煮込んだ豚肉をごはんにかける「魯肉飯(ルーローファン)」(小450円)も外せません。台湾で食べたこの味を福岡の人々に伝えたいと思ったことがこのお店のオープンのきっかけになったほど、オーナーの思い入れがあるメニューです。本場と同様に皮付きの豚肉を使い、台湾料理に欠かせない香辛料「五香粉」でアクセントをプラス。ほんのり八角が香る、日本人に食べやすい味に仕上げています。添えられた辛子高菜もよく合います。

ビールやサワーなどに使われるグラスも味わい深いですね。クリームソーダなどカラフルなメニューもありますよ。

おいしい料理を味わい、ここならではの雰囲気に浸れる「新世界 檳榔の夜」。福岡にいながら、台湾の気分を味わってみませんか。

●新世界 檳榔の夜

住所: 福岡市中央区警固2-3-26 大升ビル1F
電話:092-713-3531
営業:17:00~24:00、土曜17:00~翌1:00
定休日:月曜、第3火曜
アクセス:西鉄バス「警固町」バス停より徒歩2分
Instagram: @binrou_no_yoru

※記載している情報は2023年5月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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