志免町散策は、腹ごしらえからスタート！「田富」バス停のそばにある「肉菜処 かえる屋」は、昼は定食を中心とするメニュー、夜は定食に加え、A5ランクの国産黒毛和牛のステーキなどを楽しめるお店です。

博多区浦田「かえる食堂 蓮」の姉妹店として2019年にオープンした「肉菜処 かえる屋」は、「かえる食堂 蓮」を立ち上げた佳子さんが切り盛りしています。「最初のお店はカフェとしてオープンしたのですが、いつのまにか定食が人気になり、現在のスタイルになりました」と佳子さん。「肉菜処 かえる屋」は特に肉にこだわり、直接ブロックで仕入れて店内で切り分ける国産黒毛和牛や、大分県のブランド豚「錦雲豚」などを使用したメニューを提供しています。

ソファ席があり、ゆったりとした雰囲気の明るい店内。福岡で活動するアーティスト吉村形さんの絵が印象的です。

数ある定食メニューのなかでも一番人気は、「かえる食堂のAセット定食」（昼1,250円、夜1,375円）。チキン南蛮とエビフライ、とりからマヨの3種のおかずを楽しめる定食は、特に女性人気が高いそうです。昼はサービスランチとして、少し安くなるのもうれしいですね。

「とりからマヨ」は小ぶりな鶏の唐揚げにピリ辛の特製マヨネーズをまとわせた一品。立派なブラックタイガーを使ったプリプリのエビフライは人気が高く、「エビフライはここでしか食べない」という常連さんもいるのだそう。ジューシーなチキン南蛮は、卵を使わずさっぱりと仕上げたタルタルソースをたっぷり絡めていただきます。どのおかずも言わずもがなのおいしさですが、ごはんやみそ汁もおいしく、とても満足度の高い定食でした。

ほかにも錦雲豚を使った「とんかつ定食」や「トンテキ定食」、国産黒毛和牛の「ステーキ丼」など毎日通っても飽きないほどメニューが豊富です。大きなエビフライが3本のった「有頭エビフライ丼」はSNSで最近話題となり、注文が増えているそうです。

11：30～14：00、17：00～18：30はハッピーアワーとして生ビールやハイボールが385円に。バスを利用すれば、お昼も夜も気兼ねなくアルコールを楽しめますね。

「おいしさはもちろん、お客さまが笑顔で帰っていただけるようなお店をめざしています。日常使いでは定食、ちょっと贅沢したい日は熟成肉のステーキなど、気分やシチュエーションに合わせてお楽しみください」と佳子さん。

一度訪れた人がまた“かえる”ようにと名付けられた店名の通り、休日ともなれば行列ができるほどの人気店。時間に余裕をもって訪れてみてください。