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瓦そば 柳屋<「おとずれ号」で行く長門湯本温泉>(3)

瓦そば 柳屋<「おとずれ号」で行く長門湯本温泉>(3)

秋が深まり、ほっこり温泉が恋しくなる季節がやってきました。今年の秋は、7月に運行を開始した西鉄高速バス「おとずれ号」に乗って山口県・長門湯本温泉に出かけませんか。リニューアルした温泉街は、おしゃれなショップやおいしいグルメなど歩いて散策したくなるスポットがたくさん!「おとずれ号」のクーポンを使えばますます楽しく、お得な旅になること間違いありません。全4回の第3回は「瓦そば 柳屋」を紹介します。

ノスタルジックなリノベーション長屋で味わう山口名物・瓦そば

山口県に行ったら食べたいものといえば、郷土料理の瓦そば。西南戦争の際、薩摩の兵士が野戦の合間に瓦で肉や野草を焼いて食べたという言い伝えから昭和中期に下関で発案され、現在では山口県全域で広く親しまれています。

「瓦そば 柳屋」は、かつて長門湯本温泉の旅館で働く人たちが暮らした築70年の長屋を改装した「だいご長屋」の1階に位置するお店。歴史ある温泉街に溶け込む趣きのある店構えが素敵ですね。

「かわらそば」(1人前 1,298円 ※写真は2人前)。熱した瓦で提供されるため、アツアツの状態でいただけます。ジューッ、パチパチという音も食欲をそそります。

口に入れるとお茶の香りが広がる茶そば、山口県産の新鮮な卵を使った錦糸卵、うま味たっぷりの柔らかい牛肉、そして地元産の長門ネギなど、一つひとつの素材にこだわりがうかがえます。まずは薬味を使わずに甘口のつゆでいただきます。食べ進めるうちに、輪切りのレモンやもみじおろしを入れるとさっぱりとした味わいに。瓦に接した麺のパリパリとした食感も楽しみのひとつです。

企画乗車券「そぞろ歩きっぷ」のクーポン1枚で、かわらそば単品がセットメニューにグレードアップ! 今回は、長門市の海辺・北浦地区で水揚げされたしらすを使った「しらすめしセット」(通常1,958円)にグレードアップしてもらいました。程よい塩気のあるしらすめしはそのままはもちろん、地元で愛される「大津醤油」や特産の柑橘「ゆずきち」を加えてもおいしいですよ。そのほかに、牛めしセットなども選べます。おなかも心も大満足のクーポン内容でした。

店内には2人掛けのテーブル席が6つ。休日のお昼時は込み合うことが多いので、余裕をもって訪れるのがおすすめです。

また、テイクアウト限定の「みたらし団子」(1本172円)も人気のメニュー。注文してからこんがりと焼き上げるアツアツもちもちのみたらし団子は、きなこがけやアイスクリームのトッピングも可能です。

天気のいい日は、音信(おとずれ)川の川床で食べるのもおすすめです。散策のおやつにいかがでしょうか。

●瓦そば 柳屋 長門湯本店

住所:山口県長門市深川湯本1325-1 だいご長屋1F
電話:080-9185-3070
営業:11:00~19:00(OS18:30)
定休日:火曜、第3水曜
アクセス:西鉄高速バス「長門湯本温泉」バス停より徒歩6分
ホームページ: https://kawarasoba.co.jp/
Instagram: @yanagiya.yumoto

※記載している情報は2022年11月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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