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【福津】宮地嶽神社<わざわざ行きたい!福岡の神社2024>(2)

【福津】宮地嶽神社<わざわざ行きたい!福岡の神社2024>(2)

1年の幸せや健康を願い、神社へ初詣にでかける1月。少し足をのばして、わざわざ参拝したくなる話題の神社に行きませんか。ついつい集めたくなるかわいい御守りや御朱印、おみくじなども紹介します。全3回の第2回は福津市「宮地嶽神社」です。

「光の道」で知られる、三社参りの定番神社

約1700年の歴史をもつ福津市「宮地嶽神社」は全国にある宮地嶽神社の総本宮。神功皇后が三韓に向かう際にこの場所に滞在し、祈願を行ったうえで船出したという伝えから、主祭神を神功皇后とする「宮地嶽神社」を創建したと言われています。福岡に伝わる正月の風習・三社参りの定番神社のひとつとして多くの人が参拝に訪れるほか、海に続く参道と夕陽が一直線に結ばれる10月と2月の“光の道”でも広く知られています。

「宮地嶽神社前」バス停から徒歩3分ほどで到着します。参道には名物「松ヶ枝餅」の店が並び、香ばしい香りが漂っています。

人々で賑わう境内には、神社の風格を感じさせる立派な楼門が建っています。この門をくぐった先に本殿や拝殿があります。

「宮地嶽神社」には三つの“日本一”があり、そのひとつが拝殿の大しめ縄です。毎年架け替えられるしめ縄として、また木造の建築物にかかっているしめ縄として日本一の大きさを誇ります。

直径2.6m、長さ11m、重さ3tという大しめ縄は、宮地嶽神社のシンボル。御神田で育てられる稲の藁を使い、氏子や職員など約1,500人の手によって毎年新しいしめ縄が作られているそうです。取材時は新しいしめ縄にかけ替えられたばかりのタイミングだったため、緑が混じった瑞々しいしめ縄を見ることができました。

そのほか、牛の一枚革で作られている大太鼓と以前は拝殿にかけられていたと伝わる大鈴の“日本一”も境内で見ることができます。

また、近年「宮地嶽神社」がさらに知られるきっかけとなったのが「光の道」です。10月と2月に神社から海に向かって続く参道と水平線に沈む夕日が一直線に結ばれる絶景は「光の道」と呼ばれ、多くの人々がその光景をひと目見ようと足を運びます。今年は2/17(土)~25(日)に「夕陽の祭」が予定されています。

「光の道」をモチーフにした「叶う守」(1,000円)など、「宮地嶽神社」ならではの授与品も。「光の道」が目に浮かぶような素敵なデザインですね。

「宮地嶽神社」には、正直者が山で迷った際、モマ(フクロウ)の鳴声に導かれて金の玉を授かったという伝説があり、神さまの遣いとしてフクロウが大切にされています。授与所のそばには奉納された雄雌2羽のフクロウ、モーちゃん、マーちゃんが凛々しい姿で参拝者をお出迎え。

かわいい「モマおみくじ」は写真の黄金(800円)のほか、茶や緑、ピンク(各500円)などが用意されています。参拝の記念に持ち帰って飾るのもいいですね。

●宮地嶽神社

住所:福津市宮司元町7-1
電話:0940-52-0016
時間: 参拝自由 ※授与所は7:00~19:00
定休日:なし
アクセス:西鉄バス「宮地嶽神社前」バス停より徒歩3分
ホームページ: https://www.miyajidake.or.jp/
Instagram:@miyajidake

※記載している情報は2024年1月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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