- おでかけ
- 2024/04/05 Fri.
【北九州】カフネ<門司・門司港のカフェめぐり>(3)
北九州市のおでかけスポット門司・門司港エリアには散策途中に立ち寄りたくなる素敵なカフェがたくさん。福岡市内から出かけるなら、お得な「門司港レトロきっぷ」の利用がおすすめです。見どころを周遊しながら合間にカフェめぐりを楽しんでみてはいかがでしょうか。エリアを代表するカフェや新しく登場したカフェまで話題のスポットを紹介します。全3回の第3回は門司「cafuné」です。
門司に行きたくなる!カフェの自由さや楽しさを再確認できる場所
門司港レトロ地区に遊びに行くなら、おしゃれな雑貨店やベーカリー、カフェなどが増えている門司エリアに立ち寄ってみませんか。小倉~門司~門司港区間は西鉄バスが多く走っていて、アクセスも良好です。門司エリアの話題のスポットのひとつが2022年にオープンしたカフェ「cafuné(カフネ)」です。
大通りから少し入った場所にある古いビルをリノベーションした趣ある佇まい。福岡市香椎でコーヒーショップを営んでいたオーナーが新しい場所を探していたなかで出会ったのがこの建物だったそうです。こちらでは門司港の姉妹店「cafuné stand」で自家焙煎するスペシャルティコーヒーやスパイスカレー、手作りのデザートなどをランチタイムから深夜まで思い思いに楽しむことができます。
壁や天井のコンクリートがむき出しになった店内。時間を経た場所ならではの趣きを感じますね。1階には注文カウンターのほか、物販スペースも。この時はヴィンテージストアやプランツショップのポップアップが行われていました。
2階には住居として使われていた間取りを活かし、緩やかに区切られた空間が広がります。靴を脱いで寛げる席やソファが置かれたプライベート感のあるスペースもあり、ゆっくりと腰を落ち着けたくなる雰囲気です。
門司港「キヨタキストア」や福岡市東区「チープス」などで揃えたというヴィンテージ家具も雰囲気にぴったりですね。
フードメニューは「珈琲屋のスパイスカレー」(1,100円 ※売り切れ次第終了)が用意されています。オーナーが好きなネパールカレーをベースにしたとカレーは、肉の繊維がほどけるほど煮込まれたチキンカレー。ジャスミンライスと副菜が添えられています。辛さは控えめなので、一口ごとに弾けるスパイスの香りや食感がより一層際立つ味わいです。途中でレモンを搾ってさっぱりとした風味をプラスするのもいいですね。
デザートは人気のクレープのなかから、シンプルな「背徳のシュガーバター」(680円)を選び、トッピングの「ビーントゥバーチョコレート」(+110円)を追加しました。カリッともちもち両方の食感を楽しめる香ばしいクレープに、発酵バターと大粒のシュガーをちりばめたクレープはメニュー名の通り背徳の味わい。さらにカカオ豆を自家焙煎し店内で作られるビーントゥバーチョコレートのフルーティな風味やまったりとした甘さがプラスされ、ますますギルティなおいしさです。自家焙煎の「関門ロースト」を淹れた「ブレンドコーヒー」(500円)は、すっきりとして飲みやすい味わいでした。
店内には古賀市「ナツメ書店」の選書によるブックコーナーも。店内のポップアップショップしかり、カフェがカルチャーの発信基地であることを思い出させてくれます。
ビーントゥバーのチョコレートや焼菓子、オリジナルコーヒーなどはテイクアウトもできます。
ドリンクもテイクアウトOK。手を描いたロゴがかっこいいですね。
昼から夜まで食事やスイーツ、ドリンクを自由な雰囲気のなかでゆっくり楽しむことができ、さらに新たな発見や出会いも期待できる「cafuné」。カフェを訪れる楽しさを改めて感じられる場所でした。
●cafuné(カフネ)
住所:北九州市門司区大里戸ノ上 1-6-22
電話:090-9577-9459
営業:11:00~24:00
定休日:不定
アクセス:西鉄バス「大里」バス停より徒歩3分
Instagram: @cafune.moji
※記載している情報は2024年3月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。
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