2013年にオープンした「CAFE & BAKERY BLUE JAM」は、室見川のほとりに佇む人気ベーカリーカフェ。近くには緑豊かな西部運動公園（福岡市西区）もあり、人々が絶え間なく訪れ賑わいをみせています。

「BLUE JAM」の“ブルー”は、室見川の美しい水面の色や、福岡市に広がる青い空などをイメージしているそう。1階は焼きたてのパンがずらりと並ぶベーカリー、2階は購入したパンやカフェメニューを味わえるカフェとなっています。

地産地消をベースに、“大切な人に食べさせたい”との思いで作られるパンは、なんと80〜100種類。使用する小麦粉やバターはすべて国産で、保存料や乳化剤などの添加物、マーガリンやショートニング、人工甘味料などは使用していません。また、野菜や果物をはじめとした素材は信頼のおける生産者から仕入れ、クリームやジャムも手作りするなど、安心安全なおいしさへのこだわりが光ります。

ぶどうパンにクリームチーズとドライフルーツで顔（ヴィサージュ）を描いた「ヴィサージュ」（222円）などの、可愛らしいパンも人気です。

モーニングやカフェメニューは2階で注文します。パンを店内で食べたい時は、1階で購入してイートインしたい旨をスタッフさんに伝えてくださいね。

店内からの眺めもいいですが、テラス席はさらに絶景！目の前には陽の光を受けて輝く室見川、奥には飯盛山が広がっています。春は川沿いに桜も咲くそうです。

9：00〜11：00は、ハードトースト、角食パン、室見川食パンの3種を味わえる「モーニングプレート」（1,500円）が登場。プレートの上には、無農薬野菜のサラダ、ハムエッグ、豆乳ヨーグルトがのり、日替わりスープ、パンのお供、選べるドリンクもセットになっています。パンのお供は、よつ葉有塩バター、自家製ジャム、有機オリーブオイルの3種類。有機無調整豆乳で作る豆乳ヨーグルトとトッピングのグラノーラも自家製です。

九州産小麦ミナミノカオリを100%使い、豆腐を混ぜ込んで作る山型の「ハードトースト」は、サクッと香ばしく中はモチモチ。自家製のロースハムはうま味たっぷりで、卵は早良区脇山にある農場から届く平飼いの有精卵を使用しています。

「角食パン」は国産バターと奄美大島産きび砂糖で作る、きめ細かくしっとりとした口当たりが自慢。バターと糸島産いちごのジャムをのせて食べると、さらにリッチな味わいが広がります。「室見川食パン」は「角食パン」と生地は同じですが、焼くときに蓋をせず山型に焼き上げることで生地内に気泡が生まれ、食感が変化。この違いを食べ比べできるのも楽しいですね。

モーニングプレートを満喫した後は、おやつ用のパンを購入するのもおすすめ。奄美大島産のきび砂糖で作った自家製練乳クリームを挟む「きびミルク」や早良区祖原「辻野新商店」の宇治抹茶を使った「抹茶ラテクリームパン」など、人気の味をぜひチェックしてみてください。