西新エリアで新鮮な魚介を使った料理を楽しみたい、そんな時におすすめしたいのがこちら。糸島生まれ糸島育ちの幼馴染コンビが「糸島の魅力を伝えたい」と、2023年3月にオープンした海鮮料理店です。

早良区城西の住宅街にある店舗は、格子の外観と糸島・二見ヶ浦の夫婦岩を描いた暖簾が目印。木の温もりを感じる店内には、6席のカウンターと8席のテーブル席、ゆったりとくつろげる掘りごたつ式の座席も用意されています。

こちらで味わえるのは、信頼のおける仲卸や市場、糸島の直売所などで買い付ける新鮮な魚介や旬野菜を使った料理です。店主の下條さんは、和食店や海鮮居酒屋で修業を積み、糸島でも飲食店を経営していた経験の持ち主。店内には生けすがあり、仕入れによっては活き造りなども楽しめます。

ランチは海鮮丼を主役に、刺身、天ぷら、鯛茶漬け、ごまサバなどの定食も用意。取材時には人気の「海鮮丼」（1,780円）をいただきました。ランチにはすべて、上品なダシが効いた茶碗蒸し、魚のアラを使ったうま味たっぷりの味噌汁、小鉢、漬物がつきます。お米は、糸島の農家から直接仕入れているそう。プラス100円で、ご飯を酢飯に変更することもできます。

鮮度のいいタイ、生本マグロ、タコ、カンパチ、サーモン、天使のエビ、とびこがあふれんばかりに盛り付けられた「海鮮丼」は食べ応え満点です。特製のごまだれをかけて味わうほか、卓上に置かれた糸島「ミツル醤油醸造元」の醤油でいただくのもおすすめ。また、「海鮮丼」の「上」になると、生本マグロの部位が中トロに、とびこがいくらに変わり、ウニも追加されるそうです。

続いてもう一つ、女性に人気の「甘エビ丼」（1,780円）もチェック。ご飯が見えないほど美しく並べられた甘エビが何ともフォトジェニックです。

卵黄を絡めながら味わえば、プリプリ、とろけるような舌触りと甘味が格別。プチッと弾けるとびこの食感もクセになります。

夜は糸島の新鮮な旬野菜を使った一品料理や、飲み放題付きのコース、とらふぐコースなども味わえるそうでこちらも見逃せません。“福岡市内で糸島の旬食材を味わいたい”という方にもぴったりな「糸島海鮮食堂 そらり」へ、ぜひ出かけてみてください。