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- 2024/09/24 Tue.
【福岡】ジョイ トリップ カフェ<今日はカフェで夜ごはん>(2)
日没がだんだん早くなる秋は、長い夜の時間を楽しみたくなりますね。仕事帰りやちょっと時間が空いた時など、思い立ったら気軽に行けるカフェでディナーを楽しみませんか?アラカルトから定食まで、福岡市内や太宰府で楽しめるおしゃれなカフェごはんを紹介します。全3回の第2回は福岡市中央区「JOY TRIP CAFE」です。
バランス満点!優しい味わいにほっとする定食
忙しい毎日を送っているとつい食事をおろそかにしがちという人も多いはず。バランスのいい食事をとりたいと思った時は、「JOY TRIP CAFE(ジョイ トリップ カフェ)」で手作りの温かみを感じるカフェごはんを楽しみませんか。
警固の上人橋通りの脇道を入った場所にある「JOY TRIP CAFE」は、来年10周年を迎える人気店。店主・熊添大地朗さんは、高校生の頃からカフェで過ごす時間が好きで、特にこの場所にあった「cafe Teco(カフェ テコ)」がお気に入りだったそう。「おいしいごはんと都会にありながらくつろげる雰囲気が好きだったんです。『cafe Teco』に通ううちに私もごはんメインの“食堂カフェ”を開きたいと思うようになりました」と熊添さん。その後、調理師専門学校へ進学し、東京のフランス料理店や福岡のカフェ、レストランで働いたのちに独立。ちょうど「cafe Teco」が移転するタイミングだったことからこの場所を引き継いだそうです。
古い木造の建物を生かした店内にはアンティークや古道具の家具が並び、温かみを感じる空間が広がります。世代や性別を問わずに入りやすいように、ニュートラルな雰囲気にしているのだとか。
こちらの人気メニューは昼も夜も注文できる定食。ハンバーグやチキン南蛮、オムライス、サバの竜田揚げなど和洋の定番料理をメインとする8種前後が用意されています。なかでも一番人気は「半熟玉子のスコッチエッグ」(1,500円)。もともとはたまに出していたメニューだったところ、懐かしくも新鮮なスコッチエッグが若い世代に受け、定番メニューとなったそうです。
半熟のゆで卵を牛豚の合挽き肉で包み、パン粉を付けて揚げたスコッチエッグ。黄身があふれ出すビジュアルが食欲をそそります。自家製デミグラスソースをつけて食べればごはんが進むおいしさ。野菜たっぷりの味噌汁やサラダ、2種の小鉢、十六穀ごはんなど、メインを囲む一皿一皿も栄養のバランスを考えて、丁寧に作られていることを感じます。ごはんのお代わりは1回まで無料なので、おなかが空いている時にうれしいですね。
食事のほかにデザートも充実しています。生クリームをたっぷり使ってなめらかに仕上げた「カスタードプリン」(400円)はリッチな味わい。天神のロースタリーカフェ「connect coffee(コネクトコーヒー)」の豆を使った「ホットコーヒー」(400円 ※デザートとのセット価格)の深みのある味わいによく合います。
人気店なのでランチタイムは混雑しますが、平日の夜は比較的ゆっくりしているそうです。月・金曜の夜はよりリラックスできるキャンドルナイトも実施されています。ひとりでも入りやすい雰囲気なので、気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。
●JOY TRIP CAFE(ジョイ トリップ カフェ)
住所:福岡市中央区警固1-4-22 2F
電話:092-712-8335
営業:11:30~22:00(OS21:00)※ランチは~OS16:00、ディナーは18:00~
定休日:水曜
アクセス:西鉄バス「薬院二丁目」バス停より徒歩3分、「今泉一丁目」バス停より徒歩5分、
Instagram: @joy_trip_cafe
※記載している情報は2024年9月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。
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