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【福岡】博多とり鍋 なかがわ<冬は話題店の名物鍋でぽっかぽか!>(3)

【福岡】博多とり鍋 なかがわ<冬は話題店の名物鍋でぽっかぽか!>(3)

年末年始は、忘年会や新年会、帰省に合わせた食事会など集まり事が多い時期。寒さが厳しくなるこの季節は、熱々の鍋料理で体の芯から温まりませんか。新鮮そのもののぶりしゃぶ、定番のもつ鍋や水炊きなど、福岡にある話題のお店の名物鍋をご紹介します。全3回の第3回は福岡市博多区「博多とり鍋 なかがわ」です。

イタリアンの名店が手がける、新しいスタイルの水炊き

2022年に博多区店屋町にオープンした「博多とり鍋 なかがわ」は、博多の郷土料理・水炊きと鴨しゃぶを楽しめるお店。2012年に薬院にオープンし、現在は渡辺通に店舗を構えるイタリア料理店「NAKAGAWA」が手がけています。

店舗があるのは、古くからの情緒を残す博多旧市街の店屋町。3種類あるという目を引くデザインの暖簾が目印です。

入口では博多人形や博多水引、博多織の帯に描かれた古地図など、伝統的な博多を感じる装飾がお出迎え。

照明を落とした店内は落ち着いた雰囲気が漂います。席は半個室や個室が中心となっていて、団体利用できるお部屋もあります。

「水炊き」(1人前4,400円 ※写真は2人前)は、新鮮な九州産若鶏と地元産の野菜を一緒に楽しむコース。食材や調味料は無添加のものにこだわり、自然な味わいを大切にして作られています。伊万里焼のお皿など器のチョイスも素敵ですね。

まずはスープを味わいましょう。澄んだスープは鶏本来のしっかりとしたうま味が感じられ、水炊きへの期待も高まります。

あらかじめ鍋に入っているのは柔らかく煮込まれたモモ肉。水炊きの定番・ポン酢と柚子胡椒のほか、イタリアの天然塩と黒七味や粉山椒も用意されていて、味わいのバリエーションが楽しめるのもうれしいポイントです。

柚子胡椒は自然栽培の柚子を使った佐賀県「MIFUKUAN」、黒七味と粉山椒は京都府「原了郭」のものと、薬味のチョイスにもこだわりが伺えます。

モモ肉を堪能した後は、野菜やつくねなどを鍋で煮込んでいきます。野菜はその時々によって変わるそうです。

お皿に並んだむね肉はしゃぶしゃぶスタイルでいただくのが「なかがわ」流。10秒ほどスープにくぐらせて、表面の色が変わってきたら食べごろです。しっとりと柔らかな鶏肉のしゃぶしゃぶは、新鮮な鶏肉ならではの食べ方ですね。

シメは雑炊と五島うどんが用意されています。テーブルで作るのではなく、厨房で調理されるので、一人ずつ好きなシメを選べます。鶏や野菜のうま味が溶け込んだスープで作る雑炊やうどんは間違いないおいしさ!

こだわりの食材を使った新しいスタイルの水炊きを楽しめる「博多とり鍋 なかがわ」。雰囲気も洗練されているので、とっておきの食事会にいかがでしょうか。

●博多とり鍋 なかがわ

住所:福岡市博多区店屋町3-32 中村ビル1F
電話:092-263-3033
営業: 11:30~13:30(OS)、17:30~21:00(OS) ※土・日曜、祝日は夜のみ
定休日:不定 ※2024/12/31(火)~2025/1/3(金)は休み
アクセス:西鉄バス「土居町」バス停より徒歩3分、「呉服町」バス停より徒歩5分
ホームページ: https://www.nakagawa-hakatatorinabe.com/
Instagram: @hakata.torinabe.nakagawa

※記載している情報は2024年12月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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