Entry

特集記事

【福岡】おむすび横丁 本店<地元民にもおすすめ!福岡の明太子グルメ>(1)

【福岡】おむすび横丁 本店<地元民にもおすすめ!福岡の明太子グルメ>(1)

福岡名物といえば、やっぱり明太子!今回はモーニングにもぴったりな明太子おむすび専門店と、福岡の老舗料亭が手がける茶寮、福岡空港にオープンした人気店の新業態をピックアップ。観光の方はもちろん、地元の方にもおすすめの明太子グルメを紹介します。全3回の第1回は福岡市中央区「おむすび横丁 本店」です。

食べ比べも楽しい!明太子おむすび専門店

数あるおむすび専門店の中でも注目を集めるのがここ。福岡でもめずらしい“明太子おむすび”に特化したお店「おむすび横丁」です。2023年9月から「三角市場」(中央区渡辺通)で間借り営業をスタートし、現在は東京、大阪、佐賀、小倉など10店舗を展開するほどの人気ぶりです。

今回は、2025年5月に「三角市場」から中央区警固へ移転オープンした「本店」を訪れました。「本店」は「居酒屋 鶴」を間借りし、平日7:30〜14:00のみ営業しています。朝から満席になることも多いので、時間が決まっている場合は事前に予約して来店するのがおすすめ。

単品のおむすびは約20種類をそろえ、うち12種類はすべてに明太子が使われています。セットメニューはモーニングタイム(7:30〜11:00)とランチタイム(11:00〜OS13:30)で少し異なり、取材時はランチで人気の「満腹セット」をオーダーすることに。おむすびはセットメニューの中から、追加料金なしでどれでも好きなものを6個選べます。

「お米は粒が大きめで冷めてもモチモチと食感よく、明太子に合うものを吟味。海苔は風味豊かな有明産の柳川海苔、塩は甘味があってお米に馴染みやすい壱岐産の完全天日塩を使用しています」と話すのは、オーナーの中野亜希さん。

この日のお米は福島県いわき市産のコシヒカリでした。炊きたてのご飯を型によそい、具材を詰め、お米を潰さないよう優しく素早く形を整えるのもおいしさの秘密です。

選んだ具材は「ふくやの明太子」「明太ししゃも」「浅田屋イカ明太」「サバ明太」「明太卵黄」「自家製卵黄鶏そぼろ」。「どこから食べてもおいしいように」と、中にも上にも具材をたっぷりとのせてくれるのが嬉しいですね。

「満腹セット」(2,200円)には、雲仙ハム2枚に玉子焼き、漬物、味噌汁が付き、プラス100円であおさの味噌汁に変更可能。セットのシェアはできませんが、食べきれなかった分は持ち帰ることができます。(テイクアウト容器代+50円)

基本となる明太子は、辛子明太子発祥の店として知られる「ふくや」のもので、ピリッと引き立つ辛味が食欲を刺激。明太子に漬けたししゃもを具材とする「明太ししゃも」は、中にししゃもの頭とお腹が入っていて、表面を炙った明太子の香ばしさもクセに。

イカ明太は早良区西新商店街内にある「博多辛子明太子 浅田屋」のもので、味わいは実にまろやか。イカの甘味と柚子の爽やかさを活かした上品なうま味がたまりません。オリジナルのタレに漬け込んだ卵黄は硬すぎず柔らかすぎず、味わいは濃厚なのに塩気は抑えられていて、明太子との相性も抜群です。

時間がない時や手みやげには、テイクアウトもおすすめ。モーニングタイムには「ふくや」と「浅田屋」の明太子を食べ比べできるセットや「おむすび食べ放題(20分間)」(1,600円・完全予約制)といったサービスメニューもあるので、こちらもお見逃しなく。

基本は平日のみ営業のお店ですが、不定期で週末に開店することもあるそうなので、Instagramの最新情報をチェックしてぜひ出かけてみてください。

●おむすび横丁 本店

住所:福岡市中央区警固1-12-8(「居酒屋 鶴」間借り営業)
電話:080-2759-1426
営業:7:30〜14:00(OS13:30) ※お米がなくなり次第閉店
定休日:土・日曜・祝日
アクセス:西鉄バス「警固町」バス停より徒歩2分
Instagram:@omusubiyokochoo

※記載している情報は2025年9月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

この記事をシェア・保存する

  • Facebookでシェアする
  • Twitterでシェアする
  • LINEでシェアする
  • myrouteに保存

Related posts

こちらもチェック!