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【福岡】紅葉八幡宮<秋のおでかけ♪福岡の紅葉スポットへ>(2)

【福岡】紅葉八幡宮<秋のおでかけ♪福岡の紅葉スポットへ>(2)

日に日に秋が深まり、木々が色づく紅葉の季節が近づいてきました。西鉄バスや電車を利用して気軽に訪れることができる福岡の紅葉スポットにでかけませんか。まちなかにある身近な施設や、レジャー気分を味わえる山の紅葉をご紹介します。全3回の第2回は福岡市早良区「紅葉八幡宮」です。

紅葉モチーフがたくさん!早良を見守る“もみじさん”

明治通りから高取商店街を抜けた小高い紅葉山に鎮座する「紅葉八幡宮(もみじはちまんぐう)」。もともとは平安時代後期に家の守り神として始まり、室町時代には現在の西区橋本に社殿を構えていました。

その後、江戸時代に福岡藩の3代目藩主・黒田光之公と深い縁があったことから、福岡城の西側にあたる現在の「西新パレスドーム」一帯の広大な土地に遷宮し、「紅葉八幡宮」として黒田家から厚い崇高を受けました。西新地区はこの神社を中心に発展したと言われています。

大正4(1915)年に現在の場所に遷宮し、早良総守護の神さまとして地域の人々から厚い信仰が寄せられています。

「紅葉(もみじ)」の語源となったとされる「揉み出づ」と赤ちゃんが生まれる様をなぞらえて安産の神様、もみじの形が子どもの手の形に似ていることから子守りの神様として信仰されるほか、ご祭神や神社の歴史に基づいて厄除けや縁結び、開運出世などのご利益を求めて多くの人々が参拝に訪れます。

神社名の通り、境内には約100本のカエデの木やイチョウがあり、例年11月下旬~12月中旬頃に見頃を迎えます。

特に参道の階段は頭上を覆うように枝が広がり、見事な紅葉を楽しめます。

紅葉の時期に合わせてイベントも行われ、今年は11/22(土)~11/30(日)の日没~20:00に「紅葉ライトアップ」を、11/29(土)、30(日)は15:00~20:00頃に「もみじ祭」が開催。「もみじ祭」では、社殿を囲むように設置される「和傘灯り」や、伝統の筑紫舞の披露、ライブイベントなどが予定されるほか、もみじをかたどった限定の切り絵御朱印の頒布も始まります。

また授与所で受けることができるお守りや絵馬、おみくじなども紅葉モチーフのものが充実しています。

「紅葉絵馬」(600円)は、日が経つにつれて色が変わっていくため、絵馬掛所はまるで実際の紅葉の風景のように赤~黄色のグラデーションになっています。

繊細なレースにもみじの刺繍をあしらった「レースお守り」(1,200円)など、もみじモチーフのお守りは“願いが色づくように”という思いを込めて受ける参拝者が多いそうです。

陶器の赤もみじ、青もみじの中におみくじが入った「紅葉おみくじ」(500円)。かわいらしいおみくじは参拝の記念になりますね。

美しい京友禅をあしらった「御朱印帳」(2,500円)のデザインも素敵です。

日本初の「御朱印帳×AR」など先進的な取り組みも話題になる「紅葉八幡宮」。10月からQRコード決済「PayPay」を利用してお賽銭ができるようになりました。新しい時代のお賽銭を試してみてはいかがでしょうか。

参拝の帰り道には、御神門から見える福岡タワーもお見逃しなく。また、藤崎~西新に連なる活気あふれる商店街の散策するのもおすすめです。

●紅葉八幡宮

住所:福岡市早良区高取1-26-55
電話:092-821-2049
営業: 参拝自由 ※授与所は9:00~17:00
定休日:なし
アクセス:西鉄バス「高取」バス停より徒歩5分、「昭代三丁目」バス停より徒歩8分
ホームページ: https://momijihachimangu.or.jp/
Instagram: @momijihachimangu.official

※記載している情報は2025年11月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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