ほっとひと息つきたい時や甘いものを楽しみたい時は、中央区高砂にある「BON POINT BLEU（ボンポワンブルー）」へ。2020年3月のオープン以来、「ケーキもコーヒーも本格派」と評判のパティスリーカフェです。

お店は薬院駅から徒歩10分ほどの場所にあり、鮮やかなターコイズブルーの扉が目印。「ボンポワン」とはフランス語で「ご褒美」を意味し、「自分自身や大切な人へ小さなご褒美を届けられる場所に」との想いが込められているそうです。

お店を営むのは、パティシエでありバリスタでもあるオーナーの丹後雅弥さん。大阪の製菓専門学校を卒業し、京都のパティスリーで約2年半、京都や東京を中心に展開するコーヒーの名店「小川珈琲」で約８年半にわたり腕を磨いた実力の持ち主です。

丹後さんが目指したのは「コーヒーとケーキ、さらには料理もおいしいと喜ばれるカフェ」。ショーケースには常時12〜14種類ほどのケーキが揃っています。また、店内には小型の焙煎機を備え、自家焙煎のコーヒー豆を購入することもできますよ。

奥はカウンター席とテーブル席を備えるカフェスペース。こちらでは、購入したケーキや自家焙煎コーヒーをはじめとしたドリンクに加え、デザートプレートやカレー、オムライスなどのランチメニューを味わえます。

デザートプレートは季節やイベントによって内容が変わり、11月末から12/25（木）までは「クリスマスデザートプレート」（ドリンク付き2,200円）が登場。数量限定なので、予約をして出かけるのがおすすめです。

※12/23（火）、24（水）は、クリスマスケーキ受け渡しのため、イートイン・カフェ利用はお休み

プレートの手前に盛り付けられたのは、福岡県産の小麦粉や卵で作るしっとりフワフワのロールケーキ。上には九州産のフレッシュイチゴと、イチゴ＆バニラのアイスクリーム、4種類の生クリームをブレンドして泡立てたミルキーなホイップクリームが添えられています。

右奥にはクリスマスツリーをイメージした可愛らしいケーキも。爽やかな青リンゴとバニラのムースを抹茶のバタークリームでコーティングしてあり、滑らかな口当たりがたまりません。

左奥に盛り付けられるケーキは、ショーケースの中から好きなものを選べます。取材時には、ジューシーなイチゴがたっぷりとのったタルトをチョイス。ザクッと食感のいいタルト生地や自家製のカスタードクリームがイチゴのおいしさを引き立てます。

セットドリンクもメニューから選ぶことができ、おすすめはホットラテ（＋100円）です。ラテアートをきっかけにコーヒーの世界に興味を持ったという丹後さん。「小川珈琲」に入社して勉強を重ね、やがて技術を競う社内予選でその努力が認められ、当時念願だった本店勤務へ。そこでは「ジャパン ハンドドリップ チャンピオンシップ」などの競技会にも果敢に挑戦しました。

そして、2016年の「ジャパン ラテアート チャンピオンシップ」では、見事全国5位を獲得。独立後の2023年も全国6位に入賞するなど、その技術は折り紙つきです。取材時には、可愛らしい雪だるまのラテアートを描いていただきました。

また、12/5（金）〜25（木）は、上段に4種9枚とイチゴのメレンゲ、下段に6種24枚のクッキーを詰めたキュートな「クリスマスクッキー缶」（3,800円）がお目見えします。紅茶やメープル、スパイスなどクッキーの味わいも多彩で、缶の色は白と紺を用意。こちらは数量限定のため、早めの予約が確実です。オンラインストアでも購入できる他、12/19（金）まではクリスマスケーキの予約も受け付けているので、気になる方はInstagramで詳細をチェック！