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【福岡】エピ<福岡の注目エリア・美野島を散策>(2)

【福岡】エピ<福岡の注目エリア・美野島を散策>(2)

商店街を中心に、下町情緒あふれる雰囲気を感じられる美野島エリア。ここ数年はマンションの建設や飲食店などのオープンが続き、新しい賑わいが生まれています。今回は、そんな美野島エリアで話題のスポットを紹介します。全3回の第2回は「épi」です。

元フランス料理人ならではの工夫を感じる独創的なパン

新しいマンションが次々と建ち、住みたいまちとしても注目を集める美野島。暮らしに欠かせないお店も増えています。

2025年8月にオープンした「épi(エピ)」は、ホテルでフランス料理の腕を磨き、アメリカ、中国の日本国総領事館で公邸料理人として腕を振るった中原秀平さんが営むベーカリーです。

総領事館では日本料理やフランス料理はもちろん、リクエストに応じてさまざまな料理を作っていた中原さん。料理人としての経験を重ねるうちに「何でも自分の手で作れるようになりたい」という想いが強くなり、製パンを学ぶために福岡市箱崎の人気店「パンストック」で働き始めます。販売から製造までパン作りを一から学んでいくうちに奥深さやおもしろさに魅せられ、約5年間の修業を経て「épi」をオープンしました。

店名の「épi」はフランス語で「穂」を表し、パンに欠かせない小麦の穂をイメージするほか、実りの時期の高揚を感じる言葉として選んでいるそうです。

店内はコンクリート打ち放しのおしゃれな内装。オープンキッチンから漂うパンの幸せな香りに包まれ、L字型に配置された陳列棚には、次々と焼き立てのパンが並びます。

毎日50~60種類作られるパンは、サンドイッチや惣菜パン、スイーツパン、食事パンなどバリエーション豊か。生地に使う粉は、ライ麦粉以外は北海道産「キタノカオリ」や佐賀県産「さちかおり」など、国産小麦が使われています。

ずらりと並ぶパンを見ていると、人気の「明太フランス」(432円)やメロンパン、クリームパンなどオーソドックスなものはもちろん、ほかでは見かけないパンが多いことに気づきます。

「サルシッチャと塩レモンのタルティーヌ」、「プルドポークのパイ」、「ケイジャンチキンとポテトサラダサンド」など、まるでレストランのメニューを見ているような感覚になる趣向を凝らしたパンの数々は、料理の経験豊富な中原さんならではのラインナップ。しかも具材のほぼすべてが手作りのものです。

例えば人気商品の「あんこバター」(270円)に使うのは、一度焦がして香りを引き出し、再度冷やし固めたバターと自家製あん、という風にどのパンも手間を惜しまずおいしさを追求して作られています。

バゲットに自家製ベーコン、レタストマトを挟み、チーズをかけて焼き上げた「BLTのカスクート」(486円 ※写真左)、焦がしバターを巻き込んで焼いた「焦がし醤油バターコーン」(432円 ※写真右上)、自家製パテ・ド・カンパーニュとパプリカやズッキーニのスパイス炒めを挟んだ「パテと夏野菜」(432円 ※写真右下)など、どのパンも洗練された味わいで何度も食べたくなるおいしさ。

休日は早めに売り切れることが多いそうなので、パンの種類が一番揃う10:00過ぎあたりに訪れるのがおすすめ。パンのメニューの入れ替えも定期的に行われるので、何度訪れても新しい出会いがありそうです。

●épi(エピ)

住所:福岡市博多区美野島1-5-1 101
電話:092-233-5814
時間: 8:00~18:00(売り切れ次第閉店)
定休日:日・月・火曜
アクセス: 西鉄バス「住吉四丁目」バス停より徒歩5分、「美野島二丁目」バス停より徒歩7分、「住吉」バス停より徒歩8分
Instagram: @epi_minoshima

※記載している情報は2026年8月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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