Entry

特集記事

【福岡】バター アップ<心ときめく♪福岡のスイーツカフェ>(3)

【福岡】バター アップ<心ときめく♪福岡のスイーツカフェ>(3)

近年、福岡にはデザートメニューに力を入れる“スイーツカフェ”が増えています。今回は1年内にオープンした注目店をピックアップ。焼きたて生地が自慢のクレープカフェに、和テイストなフォトジェニックスイーツが話題のカフェ、パティシエ特製のケーキや焼き菓子を楽しめるカフェまで、心ときめくお店を紹介します。全3回の第3回は福岡市博多区「BUTTER UP」です。

“毎日をごきげんにする”焼き菓子やケーキがずらり

2024年11月、人気カフェ「alu」がリニューアル。パティシエ特製の焼き菓子やケーキを、テイクアウトとイートインで楽しめるお店「BUTTER UP」に生まれ変わりました。

「BUTTER UP」という店名は、“機嫌をとる”という意味を持つ英語のスラングにも由来。「バターを使ったお菓子で、毎日をごきげんに♪」との思いが込められています。

企業や店舗、商品のブランディングを得意とするデザイン会社「スタンス」が手がけているというだけあり、外観も内観もすてき。「B」の形をしたドアノブやロゴなど、おしゃれなデザインにもときめきます。

1階はテイクアウトショップ。カウンターには発酵バターやナッツ、バニラビーンズといった上質な素材をふんだんに使った8種類ほどの焼き菓子がそろいます。「フィナンシェ」や「ガレットブルトンヌ」、注文ごとにカスタードクリームを絞り込む「クッキーシュークリーム」など、あれこれ目移り。

カウンター横の冷蔵ショーケースの中には、季節の果物で作るショートケーキ、ガトーバスク、シブーストなどのケーキやタルトも並んでいます。

さらには今、じわじわとブームがきていると言われている「キャロットケーキ」(テイクアウト432円、イートイン440円)も発見!すりおろしたニンジンやスパイスを混ぜ込んだしっとり生地に、甘酸っぱいクリームチーズがよく合います。

2、3階はカフェスペースになっていて、レジでカフェ利用を伝えるとスタッフさんが購入したスイーツをお皿に盛って運んできてくれます。古いビルをリノベーションした空間にはビンテージ家具が配されて、心地よい日差しが差し込みます。

取材時にいただいたのは、「レモンタルト」(イートイン605円)と「カヌレ」(イートイン275円)。ドリンクはドリップコーヒーやラテ、紅茶、レモネードなどのジュースもそろっていて、今回は新緑の季節にぴったりの「抹茶ラテ」(イートイン660円)をチョイスしました。

サクサクのタルト生地、レモンクリーム、ふわふわのメレンゲが層になった「レモンタルト」は、見た目にも爽やか。濃厚で甘酸っぱいレモンクリームの味わいが格別です。外はカリッ中はモチッと食感のいい「カヌレ」は、発酵バターの香ばしさと卵のコク、ほのかに広がる洋酒の風味もクセになります。

こちらは、ザクザクのシュー生地にプラリネバタークリームを挟んだ「パリブレスト」(イートイン605円)。ほろ苦いキャラメルソースやキャラメリゼしたナッツもいいアクセントになっていました。

クリスマスやバレンタイン、イチゴの季節など、特別なシーズンにはイートイン限定のプレートメニューも登場します。

●BUTTER UP(バター アップ)

住所:福岡市博多区大博町3-28
電話:なし
営業:12:00〜18:00
定休日:不定
アクセス:西鉄バス「神屋町」バス停より徒歩2分、「蔵本」バス停より徒歩5分
Instagram:@butterup.fuk

※記載している情報は2025年5月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

※「にしてつニュース」記事内の文章・画像の無断転載および加工・使用は固く禁じます。

この記事をシェア・保存する

  • Facebookでシェアする
  • Twitterでシェアする
  • LINEでシェアする
  • myrouteに保存

Related posts

こちらもチェック!