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【福岡】ハカタカラ<櫛田神社周辺を楽しむ博多まち歩き>(1)

【福岡】ハカタカラ<櫛田神社周辺を楽しむ博多まち歩き>(1)

福岡・博多に夏の到来を告げる山笠の季節がやってきました。山笠が奉納される櫛田神社周辺はいつも以上に賑やかな雰囲気に。気になるスポットも続々と増えている博多エリアのまち歩きを楽しんでみませんか。全3回の第1回は「hakatakara」です。

福岡・博多の魅力が満載!カフェ・伝統工芸・おみやげを楽しむ新施設

櫛田神社から歩いてすぐの場所にある「博多町家 ふるさと館」は、博多の暮らしや文化に触れることができる施設。「町家棟」、「展示棟」、「物産棟」の3棟からなり、2025年4月に「物産棟」がリニューアルしました。

物産棟に新しくオープンしたカフェ・物販の「hakatakara(ハカタカラ)」は、福岡市天神の百貨店「大丸福岡天神店」を運営する「株式会社 博多大丸」が手がける店舗。九州各地のヒト・モノ・コトの魅力を発信してきた「博多大丸 九州探検隊」がプロジェクトの中心となり、こちらでは福岡・博多の“いいモノ”が紹介されます。

「hakatakara」という店名には、「この場所から博多の豊かな文化を未来へつなげていく」という想いが込められているそう。ロゴマークは記号の「~(から)」をモチーフに、明太子やうどんなど博多名物を連想するような形になっているそうです。

「hakatakara」を楽しむポイントは、カフェ・伝統工芸・おみやげの3つ。新設されたカフェでは、博多区旧市街にある創業300年以上の老舗「光安青霞園茶舗」のお茶、中央区渡辺通の「STEREO COFFEE」が焙煎するコーヒー豆を使用したコーヒー、春日市の本店のほか福岡市に店舗を構える「お茶々万十本舗 富貴(ふうき)」と共同開発した和菓子を使ったメニューを味わうことができます。

「にわかもなかアイス」(470円 ※写真は小福餅1個+抹茶トッピング 600円)は、ひんやりアイスとあんこに「博多にわか」のお面をモチーフにしたパリパリ食感のもなかを乗せた博多らしいスイーツ。「富貴」の「小福餅」や「光安青霞園茶舗」抹茶を追加してカスタマイズを楽しめます。また、「光安青霞園茶舗」の八女産茶葉を使った「水出し煎茶」(450円)のさっぱりとした味わいは暑い季節にぴったりです。

「小福餅」はオリジナルの「柚子胡椒味」に加え、多くの九州人が好む定番の「よもぎ味」、何度も試行錯誤を重ねて開発した驚きの「うどん味」もあります。写真の「うどん味」は、やわらかい餅の中にうどん出汁を思わせるジュレが入っていて、みたらし団子のようでありながらうどん風味を感じる新感覚のおいしさでした。「hakatakara」限定なので、ぜひ味わってみてください。

伝統工芸コーナーには、博多で長年受け継がれてきた博多人形、博多織、博多張子、博多曲物、博多独楽が並びます。伝統的でありながら現代的なエッセンスを感じるものも多く、幅広い世代の方のハートに響きそうなラインナップです。

博多人形師が作る、博多らしいモチーフのおはじきもかわいいですね。

おみやげは、定番のものからここでしか手に入らない限定商品まで幅広くセレクトされています。博多銘菓「二〇加せんぺい」の「にわかせんぺい本舗 東雲堂」と型抜きバウム専門店の東京・銀座「カタヌキヤ」がコラボしたバウムクーヘンや、中央区桜坂「アトリエ桜坂AZUL」の博多モチーフのアイシングクッキー、福岡のだるま作家「ヤチコダルマ」のだるま、福岡ならではの「DECOチョコ」など、旅行者はもちろん福岡に住んでいる人も欲しくなるようなラインナップです。

「あまおう二〇加バウム」(594円)はここでしか買えない限定商品。かわいくて遊び心のあるおみやげは幅広い人によろこばれそうですね。

バレンタインシーズン限定で「大丸福岡天神店」とタイアップ販売していた「西鉄グループ DECOチョコ」も「hakatakara」限定で通年販売をスタート。主要な駅名・バス停名のDECOチョコ(1個88円)のほか、西鉄バス公式キャラクター「ババ・バスオ」や西鉄天神大牟田線・貝塚線開業100周年公式キャラクター「ガタンコとゴトンコ」のイラスト入りのものが並んでいます。ほかにも「博多祇園山笠」や「福岡ソフトバンクホークス」とコラボレーションした「DECOチョコ」もあり、豊富な品揃えです。

カバ印でおなじみの柳川市「椛島氷菓」のアイスは「hakatakara」限定パッケージの「にわかアイスキャンデー」(1本 250円)として販売。ユーモアあふれるイラストは「博多大丸 九州探検隊」担当で「hakatakara」の運営に携わる都陽子さんが描いているそうです。

ミルク、ソーダ、抹茶、甘夏みかん、あまおうの5フレーバーがあり、それぞれ異なるイラストがかわいいですね。食べる前に、お面のように顔にかざして記念撮影をするのも楽しそうです。

旅行者だけでなく地元の人も楽しめるポイントが満載の新スポット。休憩はもちろん、博多らしいおみやげやプレゼント探しに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

●hakatakara(ハカタカラ)

住所:福岡市博多区冷泉町6-10 博多町家ふるさと館 物産棟
電話:092-281-7761
営業:10:00~18:00 ※カフェのOS17:30 ※2025年7月からサマータイム営業を実施。詳細は公式Instagramに掲載
定休日:第4月曜(祝日の場合、翌平日)
アクセス:西鉄バス「キャナルシティ博多前」バス停から徒歩2分
Instagram: @hakatakara

※記載している情報は2025年7月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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