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ネシガン<韓国カルチャーin福岡>(1)

ネシガン<韓国カルチャーin福岡>(1)

音楽や映画・ドラマ、グルメなどの韓国カルチャーは、いまや幅広い世代から支持されています。ここ数年で興味をもつようになったという方も多いのではないでしょうか。気軽に韓国へ行き来できる日が早く来ることを待ちつつ、それまでは身近なお店で韓国気分を味わいましょう。今回は、福岡で楽しむ韓国カルチャーをご紹介します。全3回の第1回は渡辺通「ネシガン」です。

本や雑貨、語学好きも注目、シンプルおしゃれな韓国カフェ

まちのあちこちに個性あふれるスタイリッシュなカフェがあるほどカフェ文化が発達している韓国。福岡にも韓国らしさを取り入れたカフェが増えていますが、2022年3月にオープンした「neshigan(ネシガン)」は、店内の雰囲気やカフェメニューだけでなく、本や雑貨などさまざまな方面から韓国の‟いま”を感じることができるカフェです。

渡辺通の路地裏に位置する店舗。韓国を中心とする留学エージェントや渡辺通のセルフ写真館「sajin(サジン)」を運営するオーナー・沢井國宝さんが手がけています。店名の「ネ シガン(내 시간)」は韓国語で「私の時間」という意味。ハングルに時計が隠れたロゴが目を引きます。

「韓国好きと言っても、韓国ドラマが好き、韓国のデザインが好き、韓国語自体が好きなど、さまざまな方がいます。ひとつに偏らず、いろんな側面から楽しんでもらいたいと思い、カフェ営業に加え、本や雑貨の販売、留学の相談会、韓国好きな方の交流会などを行っています」と沢井さん。

カフェのおすすめメニューは、クロワッサン生地をワッフルメーカーで焼いた韓国発のスイーツ「クロッフル」。沢井さんの友人が営むベーカリーに特注した生地を使用し、注文を受けて焼き上げるクロッフルは、クロワッサンならではの層になった生地とワッフルのふんわりカリッとした食感を一度に楽しむことができます。写真は、「クロッフル オレオ」(550円)と「キャラメルラテ」(620円)です。

メニューにも韓国らしさを感じます。英語とハングルの表記、そして価格の書き方は現地のカフェの定番です。

本の販売スペースで扱うのは、韓国語で書かれた本のみ。韓国で話題になっている本や、ドラマに登場した本、日本の作品の翻訳書などが並びます。装丁のデザインがおしゃれなものも多く、インテリアのアクセントにもなりそうです。

雑貨は、バッグやTシャツなどの服飾雑貨、文具などをセレクト。店内のディスプレイアイテムは、韓国らしいインテリアの参考になりますね。

店内のBGMはドラマのOST(オリジナルサウンドトラック)が中心。落ち着いた曲調のものが多いので、ゆったりとした時間を過ごせます。カウンターには韓国ドラマ好きにおなじみの作品のジャケットがずらりと並んでいます。

白と木を基調にした、シンプル&ナチュラルなスタイルは韓国カフェのトレンドのひとつです。写真を撮りやすい場所が設けられているのも韓国カフェならではですね。

スタッフのほとんどが韓国への留学経験者ということもあり、韓国語や韓国について話したいという方が訪れることも多いのだとか。韓国語能力試験(TOPIK)やハングル能力検定が実施される時期には、受験者向けの割引もあるそうです。また、毎週木曜の夜には日韓交流会が開催されているので、気になる方は尋ねてみてください。

●neshigan(ネシガン)

住所:福岡市中央区渡辺通5-15-35 1F
電話:なし
営業:11:00~18:00、土・日曜12:00~19:00
定休日:なし
アクセス:西鉄天神大牟田線「西鉄福岡(天神)」駅より徒歩6分
Instagram: @ne_shigan

※記載している情報は2022年9月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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