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- 2025/01/08 Wed.
【大牟田】大牟田熊野神社<ご利益が待つ“かわいい”福岡のパワースポットへ!>(3)
一年の始まりに、西鉄電車・バスに乗って沿線の神社やお寺にでかけませんか。さまざまなご利益を授かるのはもちろん、境内の装飾や授与品など、かわいいものが見つかるパワースポットをご紹介します。全3回の第3回は大牟田市「大牟田熊野神社」です。
大牟田ならではの授与品も!新年に訪れたい導きの神様
大牟田市の「大牟田熊野神社」は、533年に創建された1500年以上の歴史をもつ神社です。
もともとは土地豪族の鎮守神として始まり、852年に和歌山県熊野からの御分霊を迎え、国造りの神様として知られる夫婦神、伊邪那岐命(イザナギノミコト)・伊邪那美命(イザナミノミコト)を祀る神社となりました。
熊野信仰は、すべての参拝者を受け入れる懐の広さで知られるほか、神武天皇の東征の際、熊野から大和へ導いたとされる神の使い、八咫烏(やたがらす)も有名です。そのため、お導きや夫婦の御祭神にあやかる縁結びのご利益を求めて参拝する方が多いそうです。
また、最近はSNSを使った情報発信や、新しい授与品、多彩な御朱印なども話題に。手水舎に飾られた優しい色合いのぼんぼりもかわいいですね。
2024年9月に頒布を始めた「ヤタガラス導き守り」(2,000円)は、神使の八咫烏がオーロラに輝くクリアタイプのお守り。12月には紐の色を紅、青、緑、黄色、紫、橙色(オレンジ色)、桃色から選べる「推し色シリーズ」も登場しました。
サッカーファンは見逃せない、日本代表のエンブレムをモチーフにしたJFA公認の「日本代表サッカーお守り」(800円)も。「八咫烏おみくじ」(500円 ※写真右)もかわいいですね。
大牟田の魅力を伝えたいという想いのもと、大牟田市出身の絵詞作家、内田麟太郎さんの「ともだちや」シリーズとコラボレーションしたオリジナルの「ともだちや 御朱印帳」(1,600円)や「ともだちや おまもり」(800円)も。
毎月替わる御朱印は、大牟田出身の消しゴムはんこ作家・いろえんぴつさんとのコラボレーション。1月の見開き御朱印(1,000円)は巳年に合わせて、花々に囲まれる夫婦の蛇を描いたデザインです。
クリアタイプの御朱印もあり、いまの時期は冬限定の「シマエナガ」(700円 ※なくなり次第終了)が頒布中です。
ミュシャなどに代表されるアールヌーヴォー風のイラストがオリジナリティあふれる御朱印帳は、「イザナギノミコト」「イザナミノミコト」(各2,000円)の2種類。
そのほかに干支のおみくじなど、さまざまな授与品が並んでいました。
また、1896年には三池藩の鎮守社である「三笠神社」が境内に遷座され、2社が同じ境内にあるという全国的にもめずらしい形となっています。「三笠神社」の御祭神は、戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した武将であり、三池藩の藩祖・高橋紹運(たかはしじょううん)公とその息子で初代藩主・立花直次公、そして高橋紹運の妻・宋雲院。なかでも高橋紹運公は大友宗麟公一族を支えた人物として知られ、戦国時代をテーマにしたゲームソフトの登場人物にもなっている武将です。最後まで忠誠を尽くす高橋紹運公の義理固い生きざまに惹かれて参拝に訪れる方も多いそうです。
クリア御朱印「高橋紹運」(700円)もかっこいいですね。歴史好きの方もきっと興味深く参拝できるのではないでしょうか。一か所で2社を参拝できる「大牟田熊野神社」にぜひ出かけてみてください。
●大牟田熊野神社
住所:大牟田市鳥塚町87
電話:0944-53-0137
時間: 参拝自由 ※授与所は9:00~17:00
定休日:なし
アクセス:西鉄バス「通町二丁目」バス停より徒歩5分
ホームページ: https://omuta-kumano.com/
Instagram: @omuta_kumano
※記載している情報は2025年1月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。
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