北九州市小倉北区の住宅街にある建築士・井出隆正さんの事務所「アトリエイデ　一級建築士事務所」の一画に、毎週水曜日限定で苔玉ショップ「こけだまのatelier-ide（アトリエイデ）」がオープンします。苔玉を手がけるのはご自身も建築士の資格をもち、空間のしつらえやグリーンコーディネートを行う妻・井出礼乃さん。もともとインテリアコーディネートのために植物を扱う機会が多かった礼乃さん。家を建てられた方の新築祝いに苔玉を作っていたところ評判を呼び、現在はアトリエで販売を行うほか、北九州市内を中心にイベント出店も行っています。

普段は打ち合わせなどに使われる土間スペースが苔玉ギャラリーに変身。季節に合わせた植物の苔玉が勢揃いしています。苔玉を販売している園芸店やお花屋さんもありますが、このように一度にさまざまな種類を手に取ることができるのは貴重ですね。

「アトリエ イデ」の苔玉のこだわりは、苔をなるべくまん丸に形づくること。「自然界には存在しない真円と、植物のダイナミックな動きを組み合わせ、モダンな印象に仕上げています」というように、ひとつ置くだけで空間がぐっと洗練された雰囲気になる苔玉ばかりです。

和のイメージが強い苔玉ですが、シルバーがかったグリーンがもみの木を思わせるコニファー（左：3,960円）や緑と赤のゴーチェリア（右：3,960円）はクリスマスにもおすすめ。コニファーは小さなツリー代わりにデコレーションしてもかわいいですね。

ヒイラギ（4,345円）は、クリスマスに飾ってお正月も楽しめる、これからの季節にぴったりの植物です。

お正月には松の飾りが欠かせません。インパクトのある大王松（4,730円）は、玄関やお部屋に飾るとお正月気分がぐっと高まりそうです。

まっすぐに伸びる様子がシャープな印象のトクサもモダンなお正月飾りにいかがでしょうか。（左：寄せ植え4,345円、右：5,280円）。

苔玉の価格は小さいもので2,750円から、大きいものでも6,000円くらいと贈り物にもちょうどいい価格帯。お皿と「お歳暮」や「お礼」、「寿」などの選べる飾り札も価格に含まれていますので、そのまま気軽に飾ることができます。ギフト用に袋状にして持ち運べるラッピング（＋350円）もお願いできます。お手入れ方法や植物の特徴が書かれたカードもいただけるので、苔玉初心者でも安心ですね。苔が緩んできたら有料でリペアも依頼可能です。

ワークショップも定期的に開催し、12/11（日）、18（日）は、お正月用の苔玉ワークショップが予定されています。詳細はInstagramをチェックしてみてください。また、通常は水曜のみオープンですが、都合が合えばほかの曜日に開けてもらうことも可能ですので、InstagramのDMから相談してみてください。