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【福岡】手作り石けん教室 木花 高宮<新しい趣味が見つかる1dayレッスン>(1)

【福岡】手作り石けん教室 木花 高宮<新しい趣味が見つかる1dayレッスン>(1)

4月は何かをスタートするのに最適な季節ですね。新しい趣味を見つけたいと思っている方はまず、気軽に体験できる1dayレッスンから始めてみませんか。普段の暮らしに役立つものから、極めたくなる繊細なハンドメイドの趣味までさまざまな教室を紹介します。全3回の第1回は福岡市野間「手作り石けん教室 木花」です。

肌に優しい素材から生まれる手作り石けん

私たちの暮らしに身近な存在の石けん。毎日のように使うものでありながら、どのように作られるのか意外と知らないものですよね。今回は、福岡市高宮で手作り石けん教室を開いている「木花(もっか)」におじゃましてきました。

西鉄天神大牟田線「高宮」駅からも、西鉄バス「野間四角」バス停からも徒歩でアクセスしやすいビルの一室に「木花」のアトリエがあります。

主宰の行徳絵美さんは、20代の頃から肌のトラブルを抱え、市販の化粧品が合わず皮膚科に通う日々を過ごしていました。そんな時、手作り石けんを勧められて、基本的なものを作ってみたところ、肌に合ったそうです。それ以来、石けんの勉強を続け、2013年7月に「手作り石けん教室 木花」をオープン。1dayレッスンと自分で石けんが作れるようになるコース(高宮教室の募集は停止中)を開き、多くの受講者に手作り石けんの良さを伝えています。

また、使用する材料も行徳さんが手がける畑「木花ファーム」で無農薬栽培する野菜やフルーツ、ハーブなどをはじめ、こだわりの素材ばかりです。

1dayレッスンは月ごとに内容が変わり、今の時期は「無農薬いちごの石鹸」(1人4,950円、2~3時間)を募集中(開催日などはInstagramに掲載)。イチゴは「木花ファーム」のものや八女産など、無農薬のものを使い、石けんに混ぜています。デコレーションのイチゴは本物のように見えますが、これも石けんです。

石けんの素材は油、水、苛性ソーダ。手づくり石けんは主に「コールドプロセス」という製法で作られます。コールドプロセス製法では、油を高温に熱することなく作業を行うので、熱に弱い油などを使える利点があります。行徳さんは、オリーブオイルはしっとり、ココナッツオイルは豊かな泡立ちなど、それぞれの油がもつ性質を考慮したうえで、季節に合ったレシピを考案しているそうです。また、水分は牛乳やお酒などに置き換えられるので、アイデア次第でアレンジも無限大。イチゴのように食べ物を入れることもできるそうです。

レッスンでは石けんの成り立ちなどの説明を聞いたあと、実際に作業を行います。油を温めたり、苛性ソーダを加えたりと注意が必要な作業もありますが、しっかりと指導してもらえるので安心して参加できます。作った手作り石けんは、4週間ほど乾燥させると使えるようになります。

こちらは3月の1dayレッスンのテーマ「はちみつのお酒とレモンマートルの石鹸」。ハチミツのお酒やハチミツ、ハーブなどが入った石けんはデザインも素敵ですね。

「肌に優しいものを使いたいという方も、かわいい石けんを作りたいと思う方も大歓迎です。さまざまなきっかけで手作り石けんに触れてもらえるとうれしいです」と行徳さん。高宮のほか、久留米や飯塚でもレッスンが開催されているので、ホームページやInstagramをチェックしてみてください。

●手作り石けん教室 木花 高宮

住所:福岡市南区野間1-6-17 大和ビル303
電話:090-8662-3380
アクセス:西鉄天神大牟田線「高宮」駅より徒歩5分、西鉄バス「野間四角」バス停より徒歩2分
ホームページ: https://www.mocca.jpn.com/
Instagram: @mocca.soapschool

※記載している情報は2023年4月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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