福岡市の中心部にあり、人々の憩いの場となっている「大濠公園」。公園の中心には福岡城址の濠跡を整備して作られた大きな池があり、周囲約2kmの散策やジョギング、池の上でのボート遊びなどを楽しむことができます。

2015年には「ボートハウス大濠パーク」がリニューアル。ボートの受付のほか、レストランやカフェでは、池を眺めながら食事や休憩を楽しむことができます。

今回ご紹介するのは、ボートハウス1階にある「ロイヤルガーデンカフェ大濠公園」。「ロイヤルホスト」などのロイヤルグループが手がけるカフェで、東京と福岡で展開しています。店舗ごとに内装が異なり、大濠公園店はシックなインテリアとガラス張りの開放感あふれる空間が印象的です。

池に面するテラス席はパラソルとテーブルが並ぶ人気の席。天気のいい日はテラス席から埋まっていくそうですよ。取材時はアジサイがディスプレイされていたので、より華やかな雰囲気でした。

池に浮かぶ島や水面を進む白鳥ボートなど、のんびりとした風景に心が和みますね。

食事やティータイムのメニューはグランドメニューのほか、季節ごとにおすすめメニューも登場。なるべく地元の食材を使い、店舗ごとにオリジナリティのあるメニューを展開しているそうです。今回は「パスタランチ」（1,628円）を注文しました。

週替わりのパスタとサラダ、スープ、フォカッチャ、ドリンクがセットになっています。この日のパスタはベーコン、なす、きのこのアラビアータソースでした。おいしさはもちろん、ボリュームもあり大満足の内容です。

ティータイムや夕方のトワイライトタイムには、おしゃれなドリンクもおすすめ。大濠公園の夕陽をイメージし、糸島甘夏を使った「大濠サンセット」などのカクテルのほか、ノンアルコールカクテルも選べます。写真のノンアルコールカクテル「バージンモヒート」（748円）は、ミントゼリーの爽やかな味わいを楽しめる、これからの季節にぴったりの季節限定メニューです。

室内のインテリアにも注目を。アメリカで使われていた古材を敷き詰めた床や、教会で使われていた椅子、北欧モダンな装飾など随所にこだわりが感じられます。

また、室内にも池を眺められるカウンター席があるため、季節を問わず水辺の風景を楽しめます。

福岡市の中心部にいるとは思えないほど、優雅な時間を過ごせる「ロイヤルガーデンカフェ大濠公園」。リフレッシュしたくなった時などに、気軽に訪れられるのがうれしいですね。