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【福岡】トゥーチョコレート<福岡のチョコレートスイーツ>(3)

【福岡】トゥーチョコレート<福岡のチョコレートスイーツ>(3)

2月14日はバレンタインデー。今回は、オーガニック素材で作る華やかなチョコレートから店内でしか味わえないデザート、厳選したカカオが香るこだわりのクラフトチョコレートまで、福岡の注目店をセレクトしました。甘くとろけるチョコレートのおいしさを求めて、出かけてみませんか?全3回の第3回は福岡市中央区の「to chocolate」です。

産地ごとに個性が光る!こだわりのクラフトチョコレートを

「to chocolate(トゥーチョコレート)」は、カカオ豆の焙煎からチョコレートになるまでを一貫して行うクラフトチョコレート専門店。六本松の静かな住宅街の一角にあるショップには工房を併設し、日々甘い香りを漂わせています。

「カカオ豆から作るクラフトチョコレートは一つとして同じ味がありません。産地によって個性があり、その違いが面白くて。そんな奥深い味わいや本物のチョコレートを知ってもらうきっかけになれるとうれしいです」。そう話すのは、お店を一人で切り盛りするオーナー・ショコラティエの渡邉裕佑さん。福岡のパティスリーやビーントゥーバーチョコレート専門店で腕を磨き、製菓専門学校で講師を務めた後に独立しました。

仕入れたカカオ豆は併設の工房で焙煎し、皮と身に分け、身をすりつぶしてチョコレートの生地が完成。それを熟成させ、温度調整をしながら安定させて型に流し込むと、ようやく板状の「チョコレートバー」の出来上がりです。焙煎から包装まですべて手作業なので「チョコレートバー」だけでも完成に1週間はかかるのだとか。この出来上がったクラフトチョコレートを元に、「カヌレショコラ」をはじめとしたチョコレート菓子を作ります。

カウンターには、手間ひまかけて作られた産地ごとの「チョコレートバー」(1,400円)やガナッシュ入りの「ボンボンショコラ」(1,500円)がずらり。カカオ豆はマダガスカル・ベトナム・コスタリカ・エクアドルという4つの産地のものを採用しています。

おすすめは、4つの産地を味比べできる「ボンボンショコラ アソートセット」(1,500円)。マダガスカルは、華やかな風味と心地よい酸味があり、ベトナムはイチゴを思わせるフルーティーな風味が広がります。コスタリカはスモーキーで、エクアドルは力強さのなかにマンゴーのような香りがふわり。なめらかな口溶けの先に広がる味わいや香りはそれぞれ違い、驚くばかりです。

マダガスカル産カカオを使った「ショコラカヌレ」(350円)に加え、オーガニックシュガーでキャラメリゼしたヘーゼルナッツを、コスタリカのクラフトチョコレートでコーティングした「ノワゼットショコラ」(1,100円)も人気。おしゃれなボトル入りでプレゼントにも喜ばれそうですね。

チョコチップを混ぜ込んだ生地に、アングレーズベースのガナッシュを流し込んだ焼き菓子「ティグレ」(450円)もおすすめの一品。ぜひ食べ比べて、チョコレートの奥深い世界を楽しんでみてくださいね。

●to chocolate(トゥー チョコレート)

住所:福岡市中央区六本松1-6-1
電話:なし
営業:10:00〜18:00
定休日:木曜 ※不定あり
アクセス:西鉄バス「六本松」バス停より徒歩3分、「六本松大通り」バス停より徒歩4分
HP:https://tochocolate.base.shop
Instagram:@to_chocolate_r

※記載している情報は2024年2月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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